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宅配ヒーロー”マサトさん” ー 共働き家庭の子育てサポーター的な存在に変身! ー
「誕生日プレゼント持ってきたでぇ!」
福島県相馬市の農家さんからオンラインマルシェのポケマルを通じてタマゴが届いた、その日は、都内で暮らす小学生、Mくんの誕生日でした。
Mくんの大好きなアニメのグッズをプレゼントしてくれた宅配ドラーバーのマサトさん。
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「おかえり」の前に「マサトさんがきた!」って、玄関に飛び出してくるのがお決まりになっていたんです。
そう話すのは、ポケマルユーザー、Mくんのお母さん。
これは、都内で共働きするご両親、そして、
ひとり息子のMくんとポケマル食材をいつも
配達してくださっている宅配ドライバー、
マサトさんとの間に実際に起きたハートフルストーリーです。
両親が共働きのMくん家、いつも荷物の受け取りを18時に指定しています。ポケマルを始めた当初、小学2年生だったMくんは、コロナ以前からお母さんの帰宅はMくんより遅く、だいたい18時半過ぎるので、荷物の受け取りはMくんの役目でした。
そこで、毎回ポケマルを通じて購入した食材を全国各地から配達してくれる宅配ドライバーのマサトさんと顔見知りになり、会話をしているうちに自然と、心を通わせるようになり、親友のようになっていったのです。
息子がまだ小さかったので、ひとりで学童から
帰って自分で鍵を使ってドアをあけて、
真っ暗な部屋の照明をつける…というのを想像すると、
それなりに親として、後ろめたさというか、
申し訳なさのようなものがあったわけです。
Mくんのお母さんは都内で日中お勤めされているので、
外出中に下校する息子さんのことを思い、
心苦しい日々を送っていました。
そこへ登場したのが、いつもポケマル食材を配達してくださっている宅配ドライバーの ”マサトさん!” です。
東京には親戚も知り合いもゼロでやってきたMくんのご両親、毎日のようにお世話になっている宅配ドライバーのマサトさんは、いつしかMくんの親友となり、都内で共働きをする核家族の子育てサポーター的な存在へとなっていたのです。
それが、わたしが帰るまでの間に、
宅配ドライバーのマサトさんがこうして、
心のある仕事をしてくださったから、
わたしが支えていただいていました。
子育てを手伝っていただいた恩人だと思っています。
親愛なるMへ
ヤマトのマサトくんです。
ボクはヤマトのほかに、イロイロな仕事をしていてね、
イラストを描くのもそのうちのひとつです。
これは昔、お仕事で描いたサンタクロースです。
クリスマスにはまだ早いけど、
Mの勉強机か便所にでもかざっておいてください。
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2019年のクリスマスには、愛情たっぷりのマサトさんが描いたサンタクロースの絵のポストカードが郵便受けに入っていました。
Mがいつもいつも幸せにつつまれますように
ボクは呪文をとなえるんだ。
「メリークリスマス、メリークリスマス」ってね。
学校ないから毎日退屈だな。
なかなか遊びにも行けないしなー。
オレの映画の仕事もなくなったぜ…..
がっくし、や。まあ、しかたない。
とにかく元気でいろよ。
くれぐれも元気でいろよ。
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コロナ禍に突入した2020年春、
緊急事態宣言下のMくんの家の郵便受けに
こんなマサトさんの手書きポストカードが届きました。
ヤマトで働きながら、役者を目指していたマサトさん、
出演するはずだった映画がコロナでなくなってしまい落胆していたにも関わらず、Mくんに励ましのメッセージをおくってくれました。
マサトさんと出会った当時、小学2年生だったMくんは、今年、中学生になりました。中学生になった今でも、マサトさんからの手紙がMくんにとって、大切な宝物になっているといいます。
ポケマルを通じて、子どもの育つプロセスにこんなにあたたかく関わってくださる方と出会えるとは思ってもみなかったです。
どんなサービスについても、正確さとか早さとか、そういったものがある上で、ではありますが、決してそれだけに閉じずに、こうして“心を使って”なされる仕事は、どれも本当にあたたかいな!!と思います。
それらも含め、見合ったお支払いができているか、
見合った受け取り方ができているか、
いつも気をつけることにしています。
そう話してくださったMくんのお母さんでした。
ポケマルのnoteでは、ポケマルのサービス背景に生まれた様々なストーリーをお伝えしています。ぜひ他のnote投稿もご覧になってみてください。
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(執筆:雨風太陽代表 高橋博之)