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日頃できない体験で"心が豊かになっていく"—陸と海のアクティビティで「食べる」の裏側を知る、ポケマルおやこ地方留学in和歌山
ポケマルおやこ地方留学2023夏。夏休み期間に合わせ、7月23日から4週に渡って行われました。
北海道、岩手、和歌山、京都、福岡の全5地域。総家族数は90を超え、280名の親御さん、子ども達にご参加いただきました。
本プログラムは一般的な観光地とは異なり、リアルな生産現場を知れる、自然を体感できることに重きを置き、開催地を決定しています。
そのうちの1つ、この夏初めての開催となったのが和歌山県。観光スポットとしては海沿いのリゾート地でもある南紀白浜などがメジャーですが、おやこ地方留学の舞台となったのは県南部に位置する串本町・古座川町・太地町。参加者はリアス式海岸に広がる豊かな漁場で、海を中心にしたアクティビティを楽しみました。
昨年の夏と冬、岩手プログラムに参加してくださった八木さんご家族は、この夏和歌山県へ。一部台風の影響もありつつ、この地域ならではの体験をしていただきました。
陸+海で。その土地だからこそのアクティビティを体験
野菜やキクラゲの収穫、餃子作り、鹿肉を使ったソーセージ作りなど、陸でのアクティビティに加え、和歌山県では海の上でのアクティビティを提供しました。シーカヤックに乗ってイルカと触れ合う体験は、お子さん達も特に楽しんでいる様子だったようです。
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八木さんご自身にもアクティビティにご参加いただき「すごく良かった」と話してくださったのが、マグロの養殖場見学。船に乗って養殖場へと向かい、マグロの大きないけすに向かってエサを投げ入れる体験です。
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普段食べている、身近な食材でもあるマグロ。その裏側を知れたことが非常に有意義だったとお話してくれました。
マグロ養殖を行っている場所は限られているため、まさにこの土地だからこそといった体験で、そこに特別感も感じていただけたようです。
陸と海、あらゆる角度から「食」を学んだ子ども達。昨年の岩手プログラムも含め、おやこ地方留学での経験から少しずつ子ども達にも変化が生まれてきているそう。
この夏で3度目の参加。親御さんから見た「子ども達の変化」とは?
3度目の参加を終え、「子ども達の自然に対する興味、理解が増したように感じる」とお話してくれた八木さん。
命を食べて生きていることをしっかり理解し、食事をする際に"いただきます"という言葉を口にすることへの納得感も生まれたように感じているそう。
それ以外にも、1週間の中でいつもとは違う子ども達の表情が見られたり、わずかな期間の中でも新たな発見が多いんだとか。
おやこ地方留学を通して「多感な時期に、日頃できないような体験をしていくことで、精神的に豊かになっていくんだなと実感した」という嬉しい感想もいただきました。
今しかできない、今だからこそより一層深く感じられるような体験を、子どものうちにどんどんさせてあげたいと改めて感じたそうです。
また、おやこ地方留学の魅力は「家族間の交流」にもあると言います。
昨年の岩手で仲良くなったご家族とは、今年も同じプログラムに参加。家族ぐるみで付き合える、良い関係を築いているそうですよ。
期間中、一緒に過ごすことで子ども達の距離はどんどん縮まっていきますが、大人同士のコミュニケーションの場ともなっているようです。
取材時、冬季プログラムについても積極的にご質問くださった八木さん。冬のご参加も心からお待ちしています!
(取材・執筆:PR 西宮)