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夏まで待てない!孫と楽しむ日本の文化花火の基礎知識講座①

 夏まで待てない!孫と楽しむ日本の文化
2023.3.15 花火の基礎知識講座①が開催されました
全2回の今回は1回目で、講師は花火鑑賞士の萩原真悟さんでした

クイズなども織り交ぜながら今まで知らなかった花火に関する知識が得られ、とても楽しい時間を過ごしました

まずは日本の歴史上、最初に娯楽として花火を見物した人物は誰でしょう?
というクイズが出されました
みなさんご存じですか?

いちばん有力な説は、「徳川家康」だそうですよ
1613年8月6日駿府城で徳川家康が手筒花火を見たと「駿府政事録」に記録がされているそうです

日本では400年以上も前から花火を楽しんでいたんですね
長い歴史がありますね

そのあとは、花火の種類や花火大会の種類について学びました

花火の種類は
1.打上げ花火 2.仕掛け花火 3.玩具(おもちゃ)花火 
に大きく分かれ

さらに打上げ花火には
・玉が破裂して球形に星が飛び散る割物(わりもの)
・大きな花火玉の中にたくさんの小さな花火玉(小割玉)が入って小さな花火を咲かせる半割物/小割物
・球体の玉皮が上空で「ポカッ」と真っ二つに割れ、中に詰められていた星や細工を放出するポカ物
があるそうです

菊花火(尾を引く)、牡丹花火(ほとんど尾を引かない)、冠(かむろ)花火、千輪花火、ナイアガラ花火、土星花火などが紹介されて、写真を見ながらその花火がどこに分類されるのかのクイズも出されました

花火大会の種類としては
1.花火競技大会 2.夏祭り花火大会 3.イベントのフィナーレ等で打上げられる花火に分かれ

特に競技大会で有名なのは

➀全国花火競技大会(秋田・大曲)
②土浦全国花火競技大会(茨城・土浦)
③全国花火名人選抜競技大会ふくろい遠州の花火

で、花火が打ち上げられる度に、業者や玉名(花火師が丹精込めて創り出した花火玉に、我が子に命名するが如く授けた名前)が紹介されて技術力の高い最新の花火を観ることができるそうです
玉名を知ると、花火師がどんな思いを込めたのかを知ることができるそうです
その時限りの花火に花火師さんたちは魂込めているんですね
これから一つ一つの花火の見方が変わってきそうです

そのあとも花火大会はどこで見るのがいいのか、花火大会のチェック項目なども教えていただきました

今年は3年ぶりに通常開催ができそうですね
どの花火大会を見に行こうかな?
花火を見る場所はどこにしようかな?
など久しぶりの花火大会にみなさんワクワクしている様子でした!

次回 2023.3.29花火の基礎知識講座➁に続きます

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