少彦名命(スクナヒコナノミコト)
以前から気になっていた少彦名(スクナヒコナ)神社。
名古屋市丸の内にある薬の神様で、少彦名命と大国主命が祀られている。
ふと思いついて調べると、10月16日は神社の祭礼だとわかり、出勤前に行ってみることにした。
11時ごろに着くと準備の真っ最中で、ちょうど立派な幟が建てられたところだった。
名古屋城に程近いこの辺りは、薬を商う会社が多いことから、薬の神様である少彦名命が祀られているのだろう。
ビルの谷間にある小さな神社は、戦火で消失したあと現在の地に再建され、さらに伊勢湾台風で損傷し、今の鳥居と社殿は平成27年に建てられたものだという。
小さな神社なので普段は無人だが、祭礼の昨日は、テントや紅白の幕が張られ賑やかな雰囲気だった。
御朱印は、200mほど先にある薬業健保会館で受けられる。
昭和な雰囲気のビル、まさかココ?本当に?とキョロキョロしながら階段を上がっていくと、木製のドアが開いていて「少彦名神社事務所」と書かれている。
中に向かいおそるおそる「すみません」と声をかけると、(祭礼のため)留守番担当のおじ様が対応してくださった。
書き置きの御朱印に日付を入れるのも、おじ様が担当。
初穂料は200円。
午後には問屋や商社の人が集まり、神事があるのだろう。
ウェブサイトには調薬奉献、神事のあとは、綿菓子や紙芝居とあるから、子どもたちも来るのかな。
しかしこの近所に、小学生いるのだろうか。
都会の真ん中で、年に一度だけ会社の人たちが集まって行われるお祭り。
どんな神事なのか見てみたかったな。
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