郵便局の「よいしょ」おじさん
猛暑の中、郵便局に行った。
前からやらねばと思っていた、かんぽ生命のちょっとした手続きに。
なんだか、先日のあのハガキに引き寄せられた気もするが😅
もうひとつのきっかけは、突然電話をかけてきた保険の見直しのセールスだ。
「どんな保険に入ってますか?」と聞かれ、
「お答えできません」と言うと、
「ご自身の入ってる保険がどうなってるか、考えたことあるんですか!」と迫ってきた。
いきなり電話してきてアンタ、なんで怒られないかんの?て、こっちもカチンときた💢
険悪な雰囲気になってきたので、
「年に一度くらいは確認してますから」と返すと、相手はもう言うことがなくなった様子で電話を切った。
そんなわけで、今日はかんぽ生命に出向くことにしたのだった。
猛暑の中、入ってくるお客さんは口々に「あつぁー!」「ふはー」と言葉にならない音声を発している。
汗がひいたころ番号札のチャイムが鳴り、窓口に呼ばれた。
コレコレこういう用件ですと伝えると、担当らしき男性につないでくれた。
そして、パーティションで仕切られたコーナーに案内された。
爽やかなオジサン、と言ったら失礼か、私よりずっと若そうだから。
その人に証書を渡すと、
「ということは、コレをあれしてこうするってことですね」みたいに理解してくれた。
用紙に記入したり確認したりするうちに、その爽やかオジサンの、
「ほぉい」「よいしょっ」が気になり出した。
だって…、「はい」でいいのに、ハイがなまった「ほぉい」って、それも爽やかな笑顔で。
文字にすると「ほぉい」なんだけど、限りなく「は」に近い「ほぉ」だから、気づかない人もいるだろうけど。
さらに、A4を三つ折りにした証書を広げるだけなのに、「よいしょ」って。
紙広げるのにどんだけ力いるんじゃーと突っ込みたかったけど、爽やかなので言いたいように言わせてあげた😁
オジサン流の照れ隠しというか、場を和ませるテクなのかもしれないなと思って。
それからも私の「なになにはコレコレですか?」の質問にも、「ほい」と爽やかに答えてくださった💧
本人確認の免許証も、「大切なものは先にお返ししますね。よいしょ」って、免許証はそんなに重くなーい!と心で突っ込んでおいた。
猛暑の中、郵便局の「よいしょ」オジサンのおかげで、爽やかに手続きが完了した。
少し前の不祥事の時は、全部解約して引き上げたろかと思ったけれど、「よいしょ」オジサンみたいな人がいると、まいっか…と続けていくことになる。
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