別居生活5日目
いろいろあって、夫と別居して5日になる。
あ、ごめんなさい!
期待しないでください。
いろいろあるのは本当だし、別居5日目というのも事実だけど、夫婦仲は平穏だ。
「いろいろ」というのは、娘が育休明けで会社に復帰すること、年度末から忙しかった私の仕事がようやく休めそうな状況になったこと、一度家を離れてみる実験をしたかったなどなど、理由はいろいろなのだ。
娘のマンション近くのビジネスホテルに、6泊予約した。
いくら娘の家でも、何日も一緒に生活するのはお互いキツくなりそうだし、さらに婿殿は在宅で働くこともあるので、気楽なホテル住まいにしたのだった。
それが、初日から調子が狂った。
娘の出勤初日、孫君が発熱。
婿殿は急遽在宅ワークに。
そこへ私が行くのも落ち着かないだろうと、必要なものだけ差し入れて帰ることにした。
そして街をぶらついてみたのだが、すぐにネタが尽きた。
想像していた優雅な日々は、一気に萎んだ生活に…。
雨は降る、図書館は休み、スタバみたいに長居できる店がない。
ホテルに帰り、ロビーでエッセイの原稿を読んで時間をやり過ごした。
(結果的によかったけど)
夜になり、ふと窓の外を見た。
辺りの高層マンションの家々にも明かりがともる。
それを見ていたら、早く家に帰りたくなってしまった。
どうした?私。ホームシック!?
まだ5泊もするんだよ。
どうなることかと思ったが、幸い孫は翌日元気に登園したと連絡があり、気を取り直した私は、京都へ行く電車に乗った😅
インバウンドや修学旅行生で賑やかさが戻った京都を、一日楽しんだ。
(それについては、また後日)
ビジネスホテル住まいもようやく5日、昼間は自由に活動して、夕方娘の家へご飯を作りに行く生活にも慣れてきた。
保育園の送迎もするよと言ったのだけれど、今後のことも考えて手を出すのはやめておいた。
「ウチのご飯が食べたい」と言う娘の希望に応える。
しかし、そのウチのご飯というのがなかなか思い浮かばない。
疲れた日の焼きそばやビーフンは思い出せるんだけど、ウチって何食べてたんだろう。
ウンウン唸りながらとりあえず思いついたのは、しめじご飯、麻婆豆腐、明太子サラダ、マリネ…。
あとは組み合わせや残ってる食材から思いつくメニューを考えることにした。
幸い婿殿も料理ができるので、私がいなくても二人で分担してやっていくのだろう。
しかし、共稼ぎの生活は大変だ。
フレックスで早朝に出勤するパパと、保育園経由だと会社まで1時間半かかるママと。
婆が代わってやれることは少なく、心で「がんばれよ」と応援している。