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昭和のモダン建築

《あいちのたてもの博覧会》が、県内あちこちで開かれている。

日曜日、海部郡蟹江町にある「甘強味醂(かんきょうみりん)」醸造元の本社事務所を見学に出かけた。

その地名のとおり、目の前を流れる蟹江川は海の香りがして、ボラがぴょんぴょん跳ねていた。

スクラッチタイルとテラコッタの装飾が美しい
昭和12年築の本社事務所と銀杏の老木
右奥の主屋は大正12年築でいずれも登録有形文化財


玄関のテラコッタのレリーフがいい感じ
よく見かけるこの「登録有形文化財」銅のプレートは
文化庁が付けてくれるのかと思ったら
所有者が購入するって!?
現役のお手洗のドアノブがおしゃれ
建築家ヴォーリズが設立した会社のものらしい
「きあ」😄使用中はどんな表示か見てくればよかった
サッシの窓
元々は上げ下げのガラス窓だったらしい
「あまつよ」じゃなくて「かんきょう」
清酒「四天王」は初めて知った
主屋の鬼瓦にも「甘強」

本社事務所をはじめ、主屋や倉庫も現役で使用されている登録有形文化財。
古くて懐かしい、そして新しい現代にも対応している。

見学を終え、試飲とかお買物できる?と期待したんだけれど、今回は建築の見学会なのでね、そういう時間は無し😅
お買い求めは地元の酒屋かスーパーで。


1時間ほど案内をしてくださった社長さんから
ボールペンのお土産をいただきました
ボタンを押すと赤いライトが点いて
「かんきょ〜みぃ〜り〜ん!」のCMが流れる😆

《あいちのたてもの博覧会》は今週末まで、名古屋や豊橋のあちこちで開催。
秋の一日の小さなカルチャーにおすすめです。

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御手洗 育/暮らしのエッセイスト
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