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『おむすび』②ついていくよ

最近、朝ドラは夜見ることが増えた。

出勤前、遅刻すると思いながら見ないではいられない!
ということがないから…、かな。

夜、オンタイムの番組を見ようとする時に限って(結構な確率で)、夫が『カムカムエヴリバディ』と『おむすび』一日分を見る。

これくらいしか楽しみないんだしと、チャンネル権を譲る。
そうしないと、自分も見なくなってしまいそうだから。

このごろ面白いことに、カムカムのクリーニング店の竹村夫妻(大好き!)の奥さんが、おむすびでは病院の栄養科長というパラレルキャリア(笑)で、行ったり来たりの不思議な感じ。
濱田マリさんって名バイプレイヤーだなと思う。


二つのドラマを比べるのは意味のないこと。
でも、「これがあるから朝ドラはいいんだな」というものは何かと考えてみた。

ひとつは、誰かの台詞にハッとした気づきや感動があることかな。
『おむすび』でいけば、糸島のおじいちゃんとおばあちゃんのような人が、ポロっといいこと言うような。
今ちょっと思い出せないけど。

そして、どんなドラマもそうだけれど、お芝居の向こうに見えるその人物の思いに、心を揺さぶられたい、のだ。
たとえばジョーが、「サッチモちゃんを僕にください」と言った時の竹村夫妻の気持ちを思ったら、何回見ても泣けるような。

おっといけない、カムカムの感想書いてしまった。
先週は山場だったから。

べつにそういうドラマばかりでなくてもいいと思う。
軽い中にも何かピピッとくるものを、お願いしたい。
職場を変わったり転職したり、人生の大きな転機にはどんな思いがあるのか、事実より思いを感じたいな。

今日は理容師になると決めた翔也の、
「お客さんの髪の毛だけじゃなくて、心まで整える素晴らしい仕事だ」という一言。

何があったかより、何を思ったかだ。

さて、明日はお母さんがSNSで知り合った人に会う!?
思わせぶりだけど、どんな展開になるのか。

ふと思ったのは、理容院を手伝うお母さんは自由に出かけたりしてたかな?ということ。

「ちょっと出かけて来るね」
「どこ行くんだ、何時に帰る?」
そんな感じ?
お父さん、結ちゃんにはそう言ってたから。

久しぶりに書いていながら、支離滅裂な感想になってしまった。
脱落した人はいませんか?
逆に、深く味わっている人も?

ここまできたらゴールまでご一緒に。


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御手洗 育/暮らしのエッセイスト
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