名もなき家事
今朝、夫が遠慮気味に「玄関のカバン、捨てるってこと?」と聞いた。
ゴルフバッグと義母宅から持ち帰った分別ゴミが玄関に置いたままだったので、昨日はそれを片づけていた。
ゴルフバッグは奥の部屋に移動しただけ。
(さすがにゴルフクラブのお手入れは知らんよ)
着替えや靴を入れる方のバッグは、中がカラになっていたので、外で陰干ししておいた。
それから家の中の除湿剤を取り替えたので、捨てる前に水を捨てて外に干した。
そんなことをしていたら出勤する時間になり、慌ててゴルフバッグとプラごみを玄関に放り込んで出かけたのだった。
夕方帰宅した時に片づけ忘れたものだから、夜帰宅した夫はカバンを捨てられると思ったらしい。
さらに、
「片づけられないなら、ゴルフなんか行かんでいい!」
という、メッセージまで?
自分の中の申し訳ないという思いが、そんな恐い妻のメッセージを想像させてしまうのだろうか。
いやいやいや、ゴルフ行くのは全然OKだから。
早朝に見送ったら、
「しめしめ、行った行った。今日は何しようかな」
なんて解放感に浸るから、心配は無用なのだ。
そっちじゃなくて、相変わらずの深夜帰宅と休みのない週末で、体調を心配しているのだ。
要領が悪いのか、若い人のフォローなのか、夜の会議(飲み)も休まないから毎日遅い。
働きすぎて倒れたことも何度かあるので、うたた寝してるように見える私も、帰ってくるまで気が抜けない。
じっとしていられないマグロ体質は理解するけど、私はマグロ属じゃないから。
待ってる方もぼんやりしているわけじゃなくて、心配してるんだからと、少し強く言った。
(こういう時、優しい顔で言う方が恐さは倍増)
【昨日の名もなき家事】
・夫のゴルフバッグを片付ける
・義母のゴミを分別する
・畑の野菜(捨てるレベル)を仕分けして使う
・押入れの除湿剤を交換する
・うたた寝で使う座布団カバーを洗濯する
・冷蔵庫の野菜入れを取り出して洗う
・ラズベリーについた青虫をつまみ出す
・夫が帰宅するのを待つ
なんだか自己満足的に書いてしまった。
でも書くことで、名もなき家事も頑張ったことリストに変わる。
…ような気がする。
しかし、頑張るのもたいがいにせにゃいかん。
ひとりが忙しいだけじゃなくて、一緒に合わせる方も大変なのだ。