見出し画像

はだか祭

愛知県稲沢市にある国府宮神社で、毎年旧暦の1月13日に「はだか祭」が行われる。

詳しい説明はwebサイトにお任せして、昨日「なおいぎれ」を受けに行ってきた様子をご報告。


名古屋から尾張周辺に住んでいて、「はだか祭」を知らない人はいないだろう。
隣の岐阜で生まれ育った私でさえ、寒い時期に行われるこのお祭は知っていた。

そして住むようになると、多くの人が車や自転車、ベビーカーやシルバーカーに「なおいぎれ」を結んでいることに気づく。

最初は娘が早乙女をやったことから始まり、一旦受けてくると毎年やらないと気になり続いている。


お祭から二週間過ぎても、まだ余韻の残る境内
かなりの人出でした


儺を追ってくれた「なおいぎれ」
去年は息子と、安産祈願を兼ねて来たのを思い出す


このところの寒さのせいか、梅の開花はまだでした


拝殿はまだお祭仕様です


儺追殿
裸男ともみ合った後、神男はこの中へ引き上げられます
あの中で生きて戻れるって、ある意味「神」です
きっと身体中が傷だらけでしょうね


仮設の関係者席
報道のカメラもここから撮影しています
参道の囲いも全て木製なのは、ケガを防ぐためでしょう


参道にはまだ露店も並び、お祭の余韻たっぷりの人出。

お祭の注意書きに、ちょっと笑えるものが。

⭐︎下帯だけで電車には乗れないので、膝丈の上着で来てください。

まず、電車で来る裸男さんがいるんだと驚く。
確かに広い範囲から集まるし、お酒を飲むから…。
近くの知人の家などを「宿」に借りるらしい。

裸で乗っちゃだめな名鉄電車(めいてつ以外でもダメよね)では、祭当日は遮断機が手動になるのもすごい。


こんな感じに結びます
なおいぎれは1本100円、今年は5本受けてきました


いいなと思ったら応援しよう!

御手洗 育/暮らしのエッセイスト
もしもあなたの心が動いたら、サポートいただけると嬉しいです。 書き手よし、読み手よし、noteよし、そんな三方よしのために使わせていただきます。