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『舞いあがれ』に見るキャリア形成

今回の朝ドラ『舞いあがれ』は、スタートから楽しんで見ている。
舞ちゃんも大学生になり、これからの成長も楽しみだ。

このドラマをキャリアの面から見てみると、人生はいろいろあって面白いなと思う。

今週は、舞ちゃんがなぜ人力飛行機のサークルに入ったかを仲間に話し、由良先輩がパイロットになるまでに味わった挫折も知った。

息子が大学に入学した春、鳥人間かソーラーカーか、どちらのサークルに入るか迷っていたことを思い出す。

あの時もし鳥人間を選んでいたら、パイロットに…なってはいないな😅
ソーラーカーで世界へと頑張っていたものの、ハンドルを大きく切って今に至っている。
超省略しているが、当時は親としてもいろんな思いで悩みもした。



一方、東大生のお兄ちゃんはイモリ電機に内定したが、3年で辞めてトレーダーになるつもりってか?
まぁそれぞれ夢があって? いいんじゃない。
ただ、自分がお金持ちになることだけを考えていると、たまに道に迷ったり間違うことがあるかもね、横山くん😆

でっかい夢に向かう姿を見せたいって、頑張るお父ちゃんも素敵。

航空機関係の会社を辞め、故郷に戻って今は航空機部品を作ってる従弟がいる。
モノづくりと経営の狭間で踏ん張っている姿は、岩倉家のお父さん重なる。
下請けで終わらないという気概を持ちつつ、リーマンショック後の話には、今聞いても青くなる。

みんな大変なのだ。
そんな中で頑張っているんだよね。

由良先輩は、残念なことに怪我をしてしまった。

しかし、人間万事塞翁が馬なのだ。
何が幸いするかわからない。


キャリアの8割は偶然の出来事で決まるといわれる。

クランボルツ氏の「計画された偶発性理論 」。
偶然の出来事が計画されているなんて、矛盾してるんじゃない?と思うんだけれど、それを引き寄せ、また受け入れるのも自分しだいだ。

そんな偶然はボーッと待っていてもむこうからやって来ないわけで、好奇心、柔軟性、楽観性、冒険心、持続性を持って行動するのが必要だ。
それが次への扉を開き、キャリアアップへとつながるのだという。

好奇心ある、柔軟性まあまあ、楽観性ビビり、冒険心あまりない、持続性もたない。
そんな私にプランド・ハプンスタンスはあるのだろうか。
まだまだボーッとするには早い。

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御手洗 育/暮らしのエッセイスト
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