秋華賞を考える(2)
秋華賞枠順確定
秋華賞の枠順が確定しました。
まず今年は秋華賞史上初の15頭立てという頭数で行われるということは頭に入れておきたいところです。
そして優駿牝馬出走歴を所持した馬が10頭いるというところも見逃せません。
どうしてかというと優駿牝馬出走歴所持馬が全出走馬の3分の2を占めているからです。
重要法案は3分の2で可決(優駿牝馬出走馬に注目)
国会では通常法案は過半数の賛成で可決ですが、重要法案は3分の2の賛成が必要です。
競馬は国家事業ですから、こういった法律の基本事項にも目を向ける必要があります。
さて、話を戻すと、優駿牝馬出走歴所持馬が全出走馬の3分の2を占めているということは、同じように優駿牝馬出走歴所持馬が全出走馬の3分の2以上を占めた年を振り返ることになります。
該当年は2006年と2008年
2006年(18頭出走、うち優駿牝馬出走歴馬13頭)
1着 カワカミプリンセス 優駿牝馬1着から直行
2着 アサヒライジング 優駿牝馬3着(1着同枠)、前走米オークス2着
3着 フサイチパンドラ 優駿牝馬2着、前走ローズS・3着
この年は9着まで優駿牝馬出走歴所持馬が占め、しかも馬券対象の着順は全て優駿牝馬の連対枠にいた馬が独占しました。
2008年(18頭出走、うち優駿牝馬出走歴馬13頭)
1着 ブラックエンブレム 優駿牝馬4着、前走ローズS・15着
2着 ムードインディゴ 優駿牝馬10着(2着同枠)、前走ローズS・2着
3着 プロヴィナージュ 優駿牝馬出走歴なし、前走シリウスS・16着
5着 エフティマイア 優駿牝馬2着、前走クイーンS・5着
10着 トールポピー 優駿牝馬1着、前走ローズS・6着
この年は優駿牝馬連対馬は2頭とも馬群に消えました。
さてこの2つの結果をどう考えるかですが、私は同じことをしたと考えています。
2006年の秋華賞連対馬は優駿牝馬1着枠からJRA重賞に出走することなく秋華賞に出走した馬
2006年と2008年で秋華賞で連対できなかった優駿牝馬連対馬は優駿牝馬の後にJRA重賞に出走していたから連対できなかったのだと考えます。
さて今年を考えると、優駿牝馬連対馬の2頭は優駿牝馬から直行してきました。つまり連対許可型だといえるので、優駿牝馬連対馬の再度のワンツーはじゅうぶん考えられる決着構造だということです。
そしてこの2年の2着席には優駿牝馬の連対馬の同枠馬が飛び込んできたことにも注意したいです。
今年は優駿牝馬2着のステレンボッシュと2着同枠のホーエリートが出走していますので、この2頭の馬券対象着順も考慮したいところ。
最終結論
あとは、秋華賞を考える(1)でいったことから変わっていません。
よって買い目は以下の通りとします。
馬単2着固定 1、4、9、12、13、14→5
そして今回の追加考察から、チェルヴィニアが連対を外すこともじゅうぶん考えられるので
ワイド 1ー14(優駿牝馬2着枠馬が集約)
を買いたいと思います。
本来ならば強気にワイドではなく馬単を買いたいところですが、流れがあまりよくないので、ワイドにした次第
レースが楽しみになってきました。
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