【別れと開花】腹括って金髪！
遂にパワハラ上司が独立していなくなりました。
辞める時もいろいろ揉めて、裁判とかしていたみたいですが。笑
法廷に出てくれないかと言われましたが、丁重にお断りしました。
面倒なことには関わりたくないですし、そもそも二度と関わりたくないです。笑
こういう時だけ巻き込まないで欲しい。
辞めるときは何事も無く消えようと心に誓いました。笑
とはいえ！私は歓喜です！！！！！！！！
自分の仕事が超大変になるということも知らずに。笑
この金額は重荷だ！
そういえば、私の給料事情を話していなかったですね。
私は毎月17万そこそこの給料で働いていました。
この給料でこの働き方は…時給で計算すると絶望します。笑
見込み残業が40時間も組み込まれていたんですよね。
なので私の年間残業代7000円でした。
残業って何？って思いました。笑
前会社は無し、残業代出ない代わりに時間調整で早く帰ったりしていたので、残業代が入ってないことには違和感無かったのですが。
普通にキツイなって思いながら働いていました。
賞与は40万くらいです。
根拠は不明です。笑
年収としては上がりました。
この時点で転職当時の希望年収になりました。
そして12月の決算賞与が約200万！
額面ですが。
おいおいおい！急にどうした？！って感じです。笑
賞与と決算賞与でほぼ前の会社の年収ですから！
ちなみに初年度は150万、2年目から200万、最終的には250万くらいです。
これも根拠不明です。
社長の感覚です。笑
こんな不安定なものが無く、年末に口頭で言われるため、ふるさと納税が駆け込みになります。笑
私はこの金額を見た時に、嬉しいという感情は芽生えませんでした。
「待って！こんな金額の働き出来ない！」
これが私が思ったことです。
薄給人生を送っていたので、この金額を稼ぐという重圧が怖かったです。
今までも十分頑張ってきたのに、それより200万も多く働けと？！
初期投資だとしたら、この分を働くことを求められているのが私には重荷でした。
こいつに200万払ったのに、この程度しか働いていないと陰口を言われるのではないかと怯えていました。
今思うと、かなり疑心暗鬼だったのだと思います。
周りに色々言われすぎて、周りの裏表を知りすぎて、何も信じられずに結果しか見えてなかったです。
この会社にいた時は、ずっと疑心暗鬼ですね。笑
という感じに私の年収は気が付いたらほぼ2倍になっていました。笑
責任の比重多すぎる！
パワハラ上司が辞め、誰が仕事を引き継ぐか問題が発生します。
無責任な男ですから、もちろん会社のための引継はしていません。
社会人の風上にも置けないです。
さて誰が引き継ぐか？
そうなんですよ。私です。笑
一緒に仕事をしていたからわかるでしょ！という、超適当な人選です。
わかるわけないです。笑
嫌々やらされて、面倒な雑務しかしていませんから。
本当にこういう会社なんですよ。
他の人は一切責任を負わずに、下に全部丸投げです。
立場が上の人って羨ましいですよね。
それが上の立場の特権なのだと思います。
心の底から嫌いです。笑
もう1人だけ半分仕事を担ってくれる人がいて、2人で毎日夜遅くまで頑張っていました。
その人は役職ある人で、言い方はキツイですが仕事の責任感があって、いつも会社のことを考えている人です。
みんなからは毛嫌いされていますが、私はむしろ好きです。
仕事は完璧にこなして、超ストイックなので、その希望に応えるように乗り切れば良いので。
仕事への熱量と完璧主義な所は似ていたので、この後も一緒に仕事をすることが多くなりました。
知識的に難しいことは担ってくれたので、負担は大きかったと思います。
私のレベルが低かったせいで、相当な迷惑を掛けたと思います。
そして、私は細かい仕事を対応することになりました。
技術では無い方の対応です。
パワハラ上司は営業もしていたので、私は営業を引き継ぎます。
知識がないので、確認してから折り返しの連続です。
この子で大丈夫なのかと何度言われたことか…
はい。全然大丈夫では無いです。笑
何がわからないかもわからないので、わかりそうな人に電話して聞いて、回答してそれをまた連絡しました。
私の橋渡しの仕事いらなくないか？って話です。
お客さんにも失礼ですよね。
大変ご迷惑をお掛けしました。笑
今すぐ私に知識を入れることは難しいので、とにかくレスポンスを早くするように心掛けました。
私に出来ることはそれくらいです。
わからない時は、すぐに調べて連絡する旨を伝えます。
〆切の日にちを確認して、それまでに回答が出来るように尽力します。
もし難しそうなら、それがわかった時点で連絡し回答期日を明示します。
また、嫌がられるかもしれませんが、メールを見た際も確認した旨のメールを送ります。
私にはまだ信頼が無いですから。
少しすると「確認のメール送らなくても大丈夫だよ。ちゃんと対応してくれるのわかっているので。」と言ってくれるお客さんもいました。
最低限の信頼は得れたのかと思います。
小さなことからコツコツ信頼を得て行くしかないです。
気付いてくれる人はちゃんといますから。
そういう人とは、長期的に良い仕事が出来る関係になります。
レスポンス率の高さと遂行の速さが好評となり、全然関係無い仕事の電話や緊急の電話が大量にかかってくるようになるまでには、時間が掛からなかったです。
それは本当に迷惑でしたけどね。笑
対応してくれるから電話しやすいだけだとは思いますけどね。
休日は辞めて欲しい。笑
これが私の威厳だ！
そして私は引き継いだ現場もこなさなくてはいけません。
当時の私は暗めの茶色で、腰までのストレートヘアです。
メイクもしっかりしています。
ネイルもしています。
仕事の時こそ、身綺麗でいなければいけないと思っています。
デートの時にボサボサの汚い服で来たら、嫌じゃないですか。
やる気が無く感じて、こっちも頑張らなくて良いと思います。
自分に対してモチベが低い相手には、誰も尽くしてくれないです。
だから私は仕事の時、どんなに朝が早くてもバッチリ綺麗に決めていきます。
でも現場だと浮くんですよね。笑
1人だけ見た目が全然違うので、余所者感が凄いです。
そのため、どのお客さんも私に対する対応が仕事相手では無いです。
しかも知識も無いですし。
完全に舐められています。
今までずっとパワハラ上司の後ろに隠れて、怒られてビクビクしていただけですから、致し方ないです。
そして私はキャラ変を行います！笑
このままの私ではいけないと。
ということで！
10年ぶりにフルブリーチ！
腰までロングストレート金髪！
社会人とは思えぬ風貌です。笑
しかも三十路。笑
気合入れるために金髪にしてやりました！！！！！！！！
とても不思議なことですが、金髪になると気が大きくなるみたいです。笑
初見のお客さんも金髪が来て度肝を抜いていますが、話すとちゃんと話せるので、真面目スタイルの時よりも事の進みが良くなりました。笑
見た目で底辺の私の評価は、伸びしろしかないです。
仕事で金髪ギャルが来るんですから、見た目で信頼皆無です。
私には敬語が使えるだけで褒められるのだから、金髪効果最高でした！笑
これは、この業界だから通じる手法なので皆さんにはお勧め出来ませんが。笑
この見た目なのに、こいつちゃんと話せる。というのが私です。笑
最初の会社で敬語などの最低限の社会人のマナーを学んで良かったと、心から思いました。
金髪もギャルも否定している訳ではないです。
むしろ可愛いと思ってやりましたから。
ただ、仕事相手も全員そう思っているとは限りません。
やはり社会のルール通りの人の方が、忠実で真面目なイメージがあります。
約束も守ってくれそうで信頼があります。
「こんな見た目だけど、私はこういう人たちとは違う。」なんて口頭で主張しても、残念ながら主張は通りません。
むしろ、自己主張が強くて結果を出さない人って思われるでしょう…
底辺の信頼スタートからでもひっくり返そうとする気力がある人は是非やってみてください。笑
その後、気合い入れたい時に髪型を大幅に変更するヤバい人になります。
金髪ロング→赤髪ロング
赤髪ロング→金髪ショート
金髪ショート→ピンクショート
基本は金髪です。笑
出会う時期によって、お客さんからの呼び名が違うのが面白かったです。
「ピンクの子、元気？」と裏で言われているアラサー、いかれてます。笑
突破口を見つけた！
急に増えた仕事と責任で毎日大忙しです。
資格は早々に取りましたが、ただの紙切れです。
実績が全く無いので名ばかりです。
今までは点でしかなかった知識を線にしなくてはいけません。
とにかく私は経験を積むしかないです。
調べて、実践して、何度も失敗して、たくさん謝罪しました。
色んなパターンを知ると、資料を見るだけで心配なことが浮かんできます。
そこを確認して、ミスを限りなくゼロにする。
怒られたくない超心配性。
これが私が見つけた突破口です！
そのため、私は段取りのプロになりました。
事前準備100％で挑みます。
現場の作業は職人さんが納めてくれるので、それ以外の準備を怠らないようにしました。
当日の動きを予め想定する。
想定パターンは最低3個準備しておく。
予備品を多めに用意する。
絶対に予期せぬことは起こるので、全ての作業に余力を持たせる。
当たり前かもしれませんが、工事業界ってそういうタイプ少ないんですよ。笑
みんな感覚は鋭いので、急に起こったことへの対処能力は高いく必要ないんでしょうね。
私には知識と経験が少ないので、それ以外で勝負していくしかないです。
誰よりも図面を読み込みますし、人員配置も考えます。
どうすれば初めて図面を見る人でもすぐ理解できるかも大事です。
私の現場のサブタイトルは「バカでも工事が出来る現場」です。
誰が見ても説明無くて理解出来るように心掛けました。
この後出来る後輩は、このせいで痛い目を見てしまいます。
やりすぎも良くないと学びました。
ただ「こんな資料があれば昔出来たのにな。」という感覚で、過去の自分でもわかるようにしていただけです。
自分もこんな資料が欲しかったという希望を叶えました。
つまりこういうこと！
立場が上の人は下に丸投げしがち
レスポンスを早くする
小さなことからコツコツ信頼を得て行く
身綺麗でいる
事前準備を怠らない
次回は、成長して1人で仕事をこなすようになった私が気付いた現実です。
ここが私のピークだったのかもしれません。笑
出来るって良いことだけではない！！！！！！！！