【追放宣言】テッペン取ってやるよ!
効率女、ぽちです。
これは最初の店舗から異動し、次のステージに上がっていくお話です。
追放宣言ってタイトルにしてますが、別に追放されてはいないです。
ただ言われた時に、そう思っただけです。笑
郊外百貨店で楽しく過ごしていた私。
最初の教育係だった先輩は既に異動し、何人か入れ替わりながら店舗を回していました。
小さい店舗だったので、すべて1人で出来るようになっていました。
というよりも出来るようにならなくてはいけなかったです。状況的に。
本当は3年目で取る資格を1年目で取らされたので、どこにでも異動出来ます。
私は出来た社員では無いので、ただ課で高年化が進んでいて、持ってない人がほぼいなかったから自分に回って来ただけなんですけどね。笑
ちなみに!
取れと言われた資格は取っておかないと、戦うフィールドに立つ権利も無いので絶対に取ってください。
それが無ければ、権利を主張することも、自分の意見を通すことも出来ません。
これは必須。意地で取ってください。
勉強苦手でも取ってください。
時間が無くても取ってください。
嫌でも面倒でも取ってください。
無いと努力も認められないですから。
自分らしく働くための最低条件です。
本当に異動するの?
私の課で1番大きい店舗は全国で2番目の売り上げを持っている店舗でした。
そこへ異動の事例が。
最終的にそこへ行くと思っていましたが…2年で行くの早くない?って思いましたし、営業時間長いし、人員多いし、売り上げ予算大きいし…嫌なことだらけです。
唯一良い点は、通勤時間がドアtoドアで30分。
それ以外は本当に嫌なことしか浮かびません。
みんな過酷で地獄だって言うんですよ。
そんなお店行きたい人いないですよ。
マイナスな噂ばかり流れるの何なんですかね?
実際異動してわかったことは…良い店舗でしたよ!
余計な事吹聴するなよ。と言ってやりたいです。
大変なことがあるなんて、どこで働いても同じです。
各々違う大変さがあります。
こういう噂って、そこにいなかった人が流すんですよね。
大丈夫です。
会社だって、そういう人はその店舗に異動させないですから。
その人、絶対役に立たないから。
私は行きたくないではなく、あなたは呼ばれない。
雇われて働くということは会社に利益をもたらす人材が求められます。
そういう気持ちが芽生えない人は、ずっと最下層のポジションで変わらない仕事をして自分が出来る人物と思い込んで生きるか、自分のためだけに働けるように是非独立してください。
どちらの働き方も良いと思いますよ!
その選択の方が幸せだと思うので!
私が会社の超重要な歯車を目指した方が性に合っているだけなので!
これ弁償ですよね?
そして私は新卒からお世話になったお店に別れを告げます。
色々なことがありました。
施設の老朽化で天井から水が落ちて来て売り場が滝のようになった時は、笑いが止まらず、人は想像もしなかったことが怒ると笑うと知りました。
人は意外と冷静です。
台風で帰れなくなって、社員食堂に泊まり朝を迎えたこともありました。
結構諦めも早いです。
夜暇すぎてフロアの電気の数を全て数えたこともありました。
法則を決めないと数えるのが困難です。
近くに傘売り場があったので畳むのを手伝って、折り畳み傘の畳み方がとても上手になりました。
傘が綺麗なだけで出来る人感が出るのでよかったです。
というくだらない事は置いておいて、諸々退店の準備です。
館で借りた全ての備品をかえします。
その中で個人ロッカーがあったので鍵を返さなくてはいけません。
はい。そうです。私を既に鍵無くしています。
何なら配属されて1ヶ月くらいで無くしています。
私の貴重品、鍵かかってないので取り放題でした。笑
本当に昔から何でも無くしちゃうんですよね。
携帯も財布もバックも無くした事あります。
もちろん!館内で!笑
急に何かにその瞬間、体が乗っ取られていたのだと思います。
何も記憶ないので。笑
ということで弁償として2000円払って退店です。
みなさんから、色々もらって送り出して頂いたのに、ちゃんとお金払って出て行ってます。
借りた物はなくさないようにしましょうね。
私が言うのも何ですが。笑
最終的にボールペンと印鑑に内線番号と名前書かされています。
印鑑はそれがそもそも名前なのに。笑
これは気をつけてもどうしようもなく、ほぼ病気なので諦めます。
私は物をなくす!と胸に刻んで生きています。
余談ですが移動先は鍵がなく、ナンバーロックのロッカーでした。
ありがたい。笑
しかし私くらい面倒くさがりになると、ロックの番号設定しません!
多分忘れて開けられなくなるので!
また貴重品取り放題のロッカーの誕生です。
いや、日本は最高の国です。
日本人大好きです。
1度も何も取られたことありませんでした!
私は人見知り?
異動初日。
まずは館の入館教育を受けます。
館によってルールは違いますし、挨拶だって違います。
ここをクリアしないと、そもそも店頭に立つことも許されません。
クリア出来なかった人は見たことないですけど。
異動するにあたり、私には最大の難関があります。
それは人見知りです。
人見知りには初めましてが本当に苦痛ですよね…
わかってくれる人、たくさんいると思います。
以前、とある先輩に教えてもらったことがあります。
「人見知りなので、慣れたらちゃんと話せると思います。よろしくお願いします。」
こんな風に私は自己紹介をしました。
「人見知りって言うの良くないよ。私がその自己紹介したらどう思う?」
先輩の返答です。
驚きました。
そんな事言われたの初めてだったので。
「ババアが何言ってんだ。と思います。」
当時、その先輩は35歳。
私と同い年です。
こんなこと面と言われたら、今の私なら笑顔でグーパンです。笑
「今は若いから人見知りで許してもらえるけど、一定の年齢を過ぎたらそれは効かないから直しなさい。」
確かに、そういうことですよね。
だって私が全く同じこと思ったんですから。
若い人が使えば、逃げ道。
それなりの人生経験を積んで来たと思われる年齢の人が使えば、痛い発言。
何か【人見知り】って言葉、子供っぽく聞こえませんか?
ちょっと甘えている感じしませんか?
人見知りって予防線なんですよね。
相手に嫌われないための。
面倒なことを回避するための。
本当に人と話すことが苦手な方っていると思います。
色々なことが重なって、出来なくなってしまった人もいると思います。
でも、その悩みがある人が販売員なんていう接客業選ばないですよ。
別に私は話せるんですよ。
私は普通に話せるのに、その人に「自分があなたに慣れるまで変なことしても許してね」という期間を設けてくれと言っていたんです。
ほとんどの人が最初に話した時と、月日を重ねた時に関係性が変わると思います。
最初から腹割って話さないんですよ。
慣れれば話せるなんて、普通。
この時、先輩が怒ってくれて本当に良かったと思います。
もしかしたら今、痛いババアになっていたかもしれないですから。
ということで、研修終わりに明日からの挨拶をするために売り場に向かいます。
忙しなく動く人たち。
前の店舗より広い売り場。
対象年齢層に合った色とりどりの世界。
緊張しながら言います。
「お疲れ様です。本日より配属したぽちです。よろしくお願いします。」
「大変だったでしょ?明日から店頭だけど頑張ろうね!」
1人と挨拶すると、他の定着販売員も集まって来ます。
今までの人見知りぽちならばここでパニックです。
でももう違います。
私は痛いババアになる気はないですから。
「明日から、よろしくお願いいたします!」
はい。私、良く出来ました。
25歳だけど、出来たことは褒めてあげようじゃないか。笑
つまりどういうこと?
取れと言われた資格は取る
人がマイナスになる余計な事吹聴するな
会社に利益をもたらす人材を目指す
一定の年齢を過ぎたらそれは効かないことがある
人見知りという言葉は使わない
次は異動先の個性豊かな先輩方とのお話です。
ちなみに私、最初の会社で後輩出来たことないので教育する側のことは販売業では書けません。笑
ずっと1番下の立場でした。笑
そのため、次の会社で結構苦労するんですけどね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?