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荻窪から富士山を見た(街で★深読み)

2週間ほど前に所用があり、東京に行きました。名古屋では車で動くことが多いですが、東京では電車の乗り換えなどでとにかくよく歩き、「歩数」が稼げます。

今回は太田黒公園を歩いた程度だったのですが、第1の収穫は、晴れた夕刻、荻窪から富士山が見てとれたことでしょうか。

葛飾北斎の「富嶽三十六景」(実際は全46図)の3分の1ぐらいは現在の23区内から見えた富士山を描いているので、少し高い所に上れば見えても何の不思議もなく、スカイツリーや東京都庁から見える富士を紹介したページもあります:

しかし、そんなに高い所でなくても、海の近くでなくても、富士山との間に高層マンションなどが無ければ、見えることがあるんですね。

お! あれ、ひょ、ひょっとしたら……
間違いない! フジヤマだ!

新幹線の窓から見た富士山、八ヶ岳から見た富士山とはまた違うおもむきがありますね。

江戸の人びとが遠くに小さく見える富士山を拝み、一度は登りたいと願い、街中に富士を見立てた「富士塚」を作って登った、という気持ちも理解できます。

千駄ヶ谷の鳩森神社境内にある「富士塚」

じゃ、本物に登りたくなったかって?
大丈夫、私は1度だけですが、山頂まで登っています。
その時の写真が:

さて、どれでしょう?

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