美作國・津山ひとり旅;街と食と酒(旅で★深読み)
丸亀旅の1日前に家を出て、岡山から北上、中国山地の中にある津山の街を訪れました。
この記事に、がんちち様から情報をいただきました。
……意外とスターを輩出している街なんですね。
津山藩校・鶴山館の中に、B'zに代わってウエストランドの巨大ポスターが貼られるかも(いや……ないかな)。
町おこしにもその力を発揮していただきたいものです。
いやいや、
「津山にあって東京にないものは何?」
の問いに、かなり厳しい解答をして、津山人から石投げられるかもしれないなあ……。
ちなみに、がんちち様の奥様は熱烈なB’zファンで、津山市内の実家「稲葉化粧品店」に《聖地巡礼》されたことがあるそうです。
さて、宿泊は、3年前に開業したお城近くのホテルです。
ロビーの前は素敵な石庭になっています。
ホテル近くを探検しました。
津山のシンボルのひとつが町を流れる吉井川に生息していた河童でしたが、その名を持つ食堂がありました。閉店されたけど、けっこう有名だったようです。
「食べログ」の口コミによれば、少なくとも2020年1月までは営業しておられたようです。80代のご夫婦が作るおかずをお客が自分で好きなものを盛り付け、ご飯と味噌汁付きで税込み550円だったそうです。
閉店前に行って、この、勝手にてんこ盛り定食、食べたかったなあ!
ありし日のかっぱ食堂取材動画を発見しました:
「かっぱ食堂」の右隣にも、歴史のありそうな建物が……。
側壁には「L'amp」4階の正面には「Ramp」と、まあ、日本語ではどちらも「ランプ」だからどうでもいいじゃないか、という大らかさがいいですね。
さて、ホテルに戻り、8階にある眺めのいいお風呂(津山・百々温泉)に浸かった後は7階のシェフ・ダイニングへ。
「ホテルで《ぼっち》ディナー」は、リタイア後、宿泊出張もめったにないジジイにとって、レアな体験です。
食レポは苦手ですが……
食材はひとことで言うと、瀬戸内の幸、美作の山の幸、そして意外と近い山陰の幸、これらのmixtureでしょうか。
さて、このあたりで酒を替えます。
最初は芋焼酎のお湯割り、と思っていましたが、メニューを見て、この土地のモノ、黒豆焼酎「作州黒」にしました。
呑み方を訊くと、ロックがいいとのこと。確かに、黒豆の香りがいい!
このタイミングで出てきたのが、やはりホテルの4番バッター・ビーフです。しかし、《なぎビーフ》と聞いたことのないブランド。給仕のお姉さんに尋ねると、津山市の北東にある、「奈義町」で育てられた肉牛で、仕上げ期に黒大豆・作州黒与えてられているのだとか。確かに美味い!
Again, こういう料理もいいけど、
かっぱ食堂で食べたかったなあ!
この後は……