ブルルル! 厳寒の北海道イルミネーション旅[3/4]函館から太陽電池発電施設を眺めながら雪の小樽へ(旅で深読み)
北海道に出かけ、洞爺湖のホテルロビー、函館の金森レンガ倉庫、と電飾をまとったクリスマスツリーを見ました。
念願の五稜郭をタワーから眺めるのにも日暮れ前にギリギリ間に合い、ハッピー!
函館で泊まった海沿いに建つホテルは最上階に大浴場があり、その上の露天風呂に裸で階段で登っていく方式。
せっかく来たんだから、と外に出てみましたが、
~ひゅーっ(雪混じり寒風)~
くわばらくわばら、と後戻りしました。
何せ、真冬に銭湯で亡くなった祖父と同じY染色体を持っているので……。
函館から小樽に向かう道すがら、時折荒野に設置された太陽電池パネルを見かけました。
おそらく使い途の無かった土地なんだろうけど、冬の間は雪が積もって発電しないだろうな~と思うと、風の強いこの辺りで再生エネルギーとしては風力の方が有望そうなのになあ、と思います。
実際、東北から北海道にかけては現在、洋上風力がいくつも計画されています。でも、北日本ではもっと早く、太陽電池(優遇制度)より風力を優先すべきだったのじゃないかな、と考えます。
その間に風力発電所建設技術では欧州・中国に完全に後れをとってしまった。
この国は、
《全国一律》という呪縛
に絡め捕られて、身動きが悪くなっているのではないでしょうか。
《全国一律》って、一見《平等》に見えて、実は《非効率》でコスパが悪いだけでなく、《不公平》でもあるのです。
小樽には13時ごろ到着し、寿司屋で旬の握りセットを食べました。その中で珍しい握りは、
1.ニシン
と
2.ホッケ
でした。
どちらも珍しい味で、特に光モノの鰊がとっても美味しかった!
(あ、写真!)
気付いた時には、既に寿司桶は無残な有様に……。
(……トホホ、また撮り損なった)
運河に沿って少し歩いてみます。
浅草橋まで戻り、観光案内書の横にある温度計を見ると……
垂直に折れた運河に沿って、寿司屋通りを歩きます。
一番賑やかな堺町本通りに戻ります。洋菓子の店が多いせいか、昆布店には、
『お父さん預かります』
との看板が。
お父さんを人質にすれば、昆布を買わないわけにはいきませんね。
……いや、そうでもないか。そのまま……。
雪がかなり激しくなってきました。
それにしても、寒い!
〈4/4につづく〉