サラリーマンがイデコの確定申告でやるべきことと事前の準備
iDeCo(イデコ)をやっていると、掛け金分が戻ってくるんだよね?確定申告でどういう手続きをしたらいいのか知りたい!
という疑問にお答えします。
iDeCo(イデコ)をきっかけに確定申告を行ったポチのすけ(@pochinosuke1)です。
確定申告についての不安もありましたが、しっかり調べてやったら意外と簡単だったので、毎年不安になることなく確定申告できています。
iDeCo(イデコ)は受け取り時にかかる税金の優遇だけでなく、積み立てた掛け金分の税金も控除対象となる制度。
確定申告することで、所得税と住民税を安くすることができます。
ただ、年末調整で会社にやってもらうことに慣れていると、急に確定申告すると言われても不安になりますよね。
本記事では、iDeCo(イデコ)をやっているサラリーマンの方に対し、
確定申告でやるべきこと
確定申告の事前の準備
について解説していきます。
結論から言うと、
iDeCo(イデコ)は、
会社の年末調整をする
2月16日~3月15日までの間で確定申告の手続きをする
のどちらかを行うことで、所得税と住民税を安くすることができます。
ぼくは会社の年末調整ではなく、確定申告で税金控除を受けていますが、意外とやることは少なくて簡単。
※年末調整で行う場合も、流れは同じです。
iDeCo(イデコ)の確定申告する人は、是非参考にしてみて下さい。
サラリーマンがiDeCo(イデコ)の確定申告をする時の全体の流れ
サラリーマンがiDeCo(イデコ)の確定申告をする時の全体の流れは、以下の通りです。
国民年金基金連合会から送られてくる「小規模企業共済等掛金払込証明書」を保管
確定申告書を紙ベースで記入して申請するか、国税庁ホームページからネットで申請
確定申告書を作成したら、「小規模企業共済等掛金払込証明書」と源泉徴収票を添付して税務署に提出
さほど難しい作業ではないので、忘れずに手続きをしましょう。
サラリーマンがiDeCo(イデコ)の確定申告をする時の事前準備
iDeCo(イデコ)の確定申告をする時の事前準備は、以下の2つを用意すること。
小規模企業共済等掛金払込証明書
源泉徴収票
「小規模企業共済等掛金払込証明書」は、国民年金基金連合会から送られてくる、下記のようなハガキのこと。
中を開けると、こんな感じの内容です。
小規模企業共済等掛金払込証明書は、毎年10月~11月に送られてくるので、なくさないように保管しておきましょう。
初回の引き落としが10月~12月になった場合は、翌年1月に届きます。
必ず届くものなので焦らずに待ち、届いたらきちんと保管しておきましょう。
会社からもらう源泉徴収票も、なくさずに保管が必須。
サラリーマンがiDeCo(イデコ)の確定申告でやるべきこと
事前準備である書類を準備できたら、サラリーマンがiDeCo(イデコ)の確定申告でやるべきことは以下の2つです。
確定申告書を紙ベースで記入して申請するか、国税庁ホームページからネットで申請
確定申告書を作成したら、「小規模企業共済等掛金払込証明書」と源泉徴収票を添付して税務署に提出
どちらの場合も申告期限内である2月16日~3月15日の間に作成の上、小規模企業共済等掛金払込証明書と源泉徴収票を添付して、確定申告書を税務署に提出します。
2021年度分の確定申告では、2022年3月14日に起きたe-Taxの障害により、個別対応で提出期限延長となりました。
確定申告書の申請
確定申告書を紙ベースで記入する場合は、「確定申告書A」または「確定申告書B」の「小規模企業共済等掛金控除」の欄に記入します。
確定申告書Aと確定申告書Bの違いについて
確定申告書A・・・給与所得や公的年金、その他の雑所得、配当所得、一時所得などにおいて使用できる書類。
会社員の方や公務員の方が確定申告をする場合、確定申告書Aを使います。
確定申告書B・・・事業所得や不動産所得で使用される書類。
個人事業主の方は、確定申告書Bを使用するのが一般的です。
そのため、個人事業主や自営業の方がiDeCo(イデコ)の確定申告をする場合、確定申告書Bを使用します。
ネットで申請する場合は、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」から必要事項を記入して申請。
ぼくは、税務署に出向くのが面倒なので、自宅からネットで確定申告書を作成することにしました。
「確定申告書等作成コーナー」を使った作成手順は、以下の記事で解説しています。
確定申告書を提出
確定申告書を作成したら、「小規模企業共済等掛金払込証明書」と「源泉徴収票」を添付して税務署に提出します。
提出方法は、以下の3パターン。
郵送
住んでいる管轄の税務署に直接持っていく
e-Taxで提出する
確定申告書の提出方法のおすすめは郵送。
税務署に直接持っていくのは面倒ですし、e-Taxはネットで完結できないネットサービスでこれまた面倒だからです。
e-Taxはもう少し利用者のことを考えてもらえると、使いやすくなるとは思いますが。。。
e-Taxが使いにくい理由については、以下の記事で解説しています。
サラリーマンがiDeCo(イデコ)の確定申告でやるべきことまとめ
お話してきたことをまとめます。
iDeCo(イデコ)は、
会社の年末調整をする
2月16日~3月15日までの間で確定申告の手続きをする
のどちらかを行うことで、税金の控除対象となり、所得税と住民税を安くすることができます。
確定申告をする場合、全体の流れは以下の通り。
国民年金基金連合会から送られてくる「小規模企業共済等掛金払込証明書」を保管しておく
確定申告書を紙ベースで記入して申請するか、国税庁ホームページからネットで申請
確定申告書を作成したら、「小規模企業共済等掛金払込証明書」と源泉徴収票を添付して税務署に提出
税務署に提出する際は、郵送がおすすめです。
手続きはこれだけです。
手続き後は、税金が戻ってくる恩恵を受けられますので、さくっと終わらせてしまいましょう。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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