【書籍から学ぶ】クリエイターが良い作品を作る方法
つい先日、書籍「あの日、選ばれなかった君へ」を読みました!
こちらの本には、コピーライターとして活躍される阿部広太郎さんの
中学生~現在までの経験談と、そこから導き出された学びが書き記してあります。
中学生時代は友達がおらず、クラスからも浮いていた阿部さん。
そこから高校でアメフトと出会い、人と一体感を持ってやりとげる素晴らしさを知り、
広報(コピーライター)の分野へと進んでいきます。
どの章もおもしろかったけど
特に5章の社会人編がめっちゃ刺さった!!!
具体的にはどんな内容が刺さったのかというと、
5章の「お前はもっと人を傷つけた方が良い」という言葉。
これは、良いキャッチコピーを作り出せずにいた
新人コピーライターの筆者が上司に言われた言葉です。
「当たり障りないことを書いてるだけじゃ
誰の心にも響かないでしょ?」という意味なんだけど、
私にも当てはまるわ~・・・・・
私は人を傷つけてしまったり批判されたりすることが怖いので、
漫画の表現がやんわりしてしまうことが多いです。
そういった漫画も多く存在するし、
それはそれで面白いとは思うけど、
他人の目を気にしすぎてオブラートぐるぐる巻きになった漫画は
誰も傷つかない代わりに誰の心にも刺さらない。
誰かを傷つけることを怖がっていたら
自分のリアルな気持ちを表現することはできない。
創作の場においては、
自分の素直な気持ちや思いをぶつけることも時には必要なのだと
今の自分に足りないものを感じました。
もうひとつは5章の
「自分の中に「良い」がなければ良いコピーは書けない。」という言葉。
阿部さんは良いコピーを考えるために、
たくさんの優秀なコピーを読み、琴線に触れたコピーを収集したり、書き写したりしていたようです。
そして、その言葉とともに作中では漫画の神様、手塚治虫さんの名言が紹介されています。
「君たち、漫画から漫画の勉強をするのはやめなさい。一流の映画をみろ、
一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め。そして、それから自分の世界をつくれ」
「創作するのなら、漫画の勉強だけをするのではなく、
たくさんの分野のいいものに触れて自分の内面を豊かにしなさい。」という意味だと私は解釈しました。
自分の中に「なんか良いな」「素敵だな」と思えるものをストックしていく時間が必要なんだろうなぁ。
そうして自分の中の良いものさしを育てていく。
う~~ん
なるほどなぁ・・・
そういえば、前にあんまんサロンのあんじゅ先生に「言語化の能力が無くて困っています」と相談したら
「良いと思った言葉をスマホのメモ帳に保存しておくといいよ。
それを後で見返したり、自分で使ってみたり、そうしていくうちに、言語化力はアップすると思う。」
というアドバイスをいただいたんだけど
きっとこういう意味だったんだろうなぁ・・・と
言われた言葉の意味を改めて咀嚼しました。
わたしもちゃんと良いと思ったものをどんどん心にストックをしていかなくちゃ!
レベルアップせねば・・・!
「あの日、選ばれなかった君へ」は
努力してるけど、なんだかうまくいかない。
そんな人の心に寄り添う1冊です!!
気になる人はぜひ読んでみてね!
ちなみに、この本を読んだきっかけは、
漫画家あんじゅ先生のXでのこの投稿。
あんじゅ先生の漫画はやっぱり面白いね!!!!
ぽちまる(@pochimaru877)
★ぽちまるのポートフォリオサイト (pochi-palette.com)