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クリエイターではないけれど

有名な土佐日記の書き出しをもじって初めての日記を書こうと思ったが、あまりにも月並みではないかと思ってやめた。

近年にしては珍しく膨大な一人時間があったので、何か始めたいな、何をしようかなと思った時に、
そういえばSNSの仲良しお友達がnoteを書いていることに思い至った。

昔から人に話を聞いてもらうのが好きだった。
多分、毎日忙しなく頭の中で繰り広げられている思考たちを少しアウトプットすることで
思考が整理でき、楽になれるのだろうなと思っている。

しかし、なかなか私の話を一方的に聞いてくれる人はいないし、こちらも自分ばかり話していないかと遠慮してしまう。
カウンセリングも検討したが、1時間に5000円もかかると聞いてやめてしまった。
人の話を聞くというのは商売になる程大変なことなのだろう。

そんなわけで、手軽に自分の思考の吐き出し先をずいぶん前から探していたところだった。

そうした、新しく何か始めたい欲と自分の思考を吐き出したい欲ががっちり手を組んで、何となく気になっていたnoteに手を出すことにした。

ところで、上記のnoteを書いているSNSのお友達の記事は、どれも作家の書いたエッセイのようで品があり、とても私の好きな文章で、勝手にファンになっている。
素敵な文章を書ける人って素晴らしいなと尊敬している。

翻って私の書いている文章はどうも脈絡も起承転結もなく、なかなかまとまりがなく読みづらいかもしれないが、
思考をとりあえずアウトプットしているだけなのだから致し方ないかとも思う。

簡単に言うと開き直りである。読みづらいかもしれないけど許してね、の宣言でもある。

noteはクリエイターが気軽に創作したコンテンツを発表できる場であるらしい。
そのような説明から言うと場違いのような気もするが-なんせ私はクリエイターではない-
思考を垂れ流す場として流行りの(だいぶ乗り遅れた感はあるけれど)noteを活用させていただくことにした。

気軽に、手軽に、軽やかに、できるだけ飽きずに更新していきたいと思う。
とにかく一文字書き始めたら筆は乗るだろう。
とかくうるさい頭の中を、ただ開示していくだけなのだから。

とにかくこんなもの早く破ってしまおう、というような気持ちにならない程度に、細々と、続けていきたいと思う。

おわり

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