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【本棚】今日の一冊:比べず、とらわれず、生きる
2025年がスタートして、手帳もノートも新しくしました。今年のせいかつ編集のカレンダーのテーマは、「わたしの物語」。私を主人公に、人生を自分で編集していく1年でありたいと、1日1枚めくっていくのが楽しみになります。
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昨年末、書評インフルエンサーnatsuboook.jpさんが薦めていた『比べず、とらわれず、生きる』(枡野俊明・著)を読んでいたら、ひめくりカレンダーの言葉とリンクしている文章がありました。
04主人公:人生の主人公はあなた自身
禅でいうところの「主人公」とは、「本来の自分の姿そのもの」という意味を表しています。これを「本来の自己」と言います”
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この本の著者は、曹洞宗徳雄山建功寺住職。34の禅の知恵が分かりやすい言葉で書かれています。毎朝ひとつずつ無作為に開いて読んでいるのですが、不思議とその時の気持ちにしっくりする言葉が返ってくる感覚があります。大人の朝読にぴったりな一冊です。