保育士さん、5年間、ありがとう
長男は、5年通った保育園を明日、巣立ちます。
1歳からの5年間。
ふりかえると、子育てにおいて、大変かつ重要な5年間を、共に乗り越えてきたなぁーと。
いま世界はそれどころではないけれど、保育士さんへきちんと感謝を示しつつ、保育士さんのすごさについて書き記しておきます。
1.まず、保育士さんたち、まじで体力すごい。
2回ほど、一日保育士体験に参加したけど、本当にヘトヘトになった。声は常に張り気味で出してないとだし、常に立ったり座ったり動いてるし。
そして、いっしょに過ごして分かったのが、保育士さんたちの視野の広さ。わたしが見逃している異変やいざこざに気付く。安全を保つために、つねに気を配っている。なのに、笑顔も保ってて、神かよ、と思う。
遠足引率の翌日、「先生も疲れたでしょう」と声をかけると「いえいえ、保育士ですから!」と笑顔で元気に返されて、かっこよすぎました。
疲れやすいお仕事だから、ちゃんと休んだり、残業がない働き方はしてほしいと切に願う。
でも、私にとっては、預かっていただける場以上の大切な価値がありました。
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2.保育士さんは、「子供との接し方」を見せてくれた。
イヤイヤ期の声の掛け方、いざこざが起きた時の対応、気分の変え方など、子供との接し方を教えてくれたのが、保育士さんたちです。
本やネットで読むのと、実際に先生たちが実践するのを見るのとは違うんですよね。
「あぁ、こんな風にすればいいのか」と。
受けとめる。見守る。待つ。選択肢を提案する。楽しむ。
完全には真似できないけど、観察から学んで、家庭でも取り入れてました。
いくつか具体的な書くと…
・「~していいの?」方式
叱らなくちゃいけないときに、使える方式。「廊下、走らないでー!」ではなく「廊下って、走っていいんだっけ?」。「投げないで!」ではなく「あれ、投げていいんだっけ?」
これを憶えてから「私叱ってばっかりかも」と思うことが減った。
・いったん「いいよ」の方式
忙しくて相手できないときに、使える方式。「せんせー、絵本読んで‐!」「いいよー。でも、今○○くんのママと話しているから終わったらね」。
「せんせー、これ作ってー」「いいよー。今、○○だから、おひるのあとでもいーかなー?」
忙しいと「え、今、無理。あとで」って否定から答えてしまいがちだけど、「いいよ」で受けとめておくと、子供反応が全然違うことがわかった。
他にもたくさんあって、いつかまとめたnote書きたいと思っているくらい、私の先生でもあった。
そして、大切なチームメイトだった。
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3.「孤」育てにならないためのセーフティネットだった。
親ではない大人の目線で子供を見ていてくれる。そんな斜めの関係があることがいかに、心強いか。
わたしの目線では見えてない、子供の変化や姿を教えてくれたり、いっしょに悩んでいっしょに試行錯誤してくれたり、単純に「かわいい」や「成長の喜び」を分かち合ったり。
毎日の連絡帳やお迎え時のちょっとした会話のみのやりとりだけど、すごく大切なつながりだったなぁと感じています。
独りで悩んで抱え込まない。親だけで苦しまない。保育園はそんな役割をもっているんです。
尊い。尊すぎる。
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次男は引き続きお世話になるのだけれど、長男の卒園&大好きな先生の転園もあり、書いてみました。
雨の日も雪の日も、悲惨な事故があった翌日も、新型ウィルスが流行っていても、いつでもわたしたちが働きつづけることをサポートしてくれた保育園の先生たち、ならびに給食室はじめ職員の方々、本当にありがとうございます。
保育士さん、いつも、ありがとう
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