【PGT-A】Day6凍結の胚盤胞の比較
こんにちはポチです。今回は6日目に凍結した胚盤胞のPGT-Aのデータになります。
D5とD6年齢層に分けて見ているで〜たです
下記の論文を参考にしています。
Comparison of Clinical Outcomes in the Slow-Developing Blastocysts With or Without Preimplantation Genetic Testing-Aneuploidy on Day 6 in the Frozen-Thawed Cycle
方法
単一の不妊治療センター
2020年1月から2023年7月
単一胚移植による最初の凍結胚移植 (FET) 周期である合計743周期
グループ1（G1）、5日目にFET 208人
グループ2（G2）、5日目にPGT-AによるFET 177人
グループ3（G3）、6日目にFET 220人
グループ4（G4）、6日目にPGT-AによるFET 138人
各グループ35歳未満と35歳以上の2つのグループに分け、ごとに分析を行った。
結果
35歳未満のグループ
G1とG2の臨床妊娠率と流産率に有意差はありませんでした（臨床妊娠率67.2％対63.8％）
G4の臨床妊娠率はG3よりも高かったが、有意差は無し（51.8％対54.7％）
35歳以上のグループ
G2はG1よりも妊娠率が高く、流産率が低かった（臨床妊娠率：43.3％対67.7％、流産率：22.5％対3.4％）
G4はG3よりも妊娠率が高く、流産率が低かった（臨床妊娠率：31.8％対46.9％、流産率：22.9％対2.2％）。
結論
35歳以上のグループでは、5日目と6日目のPGT-Aで妊娠率が高く、流産率が低かった。したがって、高齢出産患者にはPGT-Aの使用が有利であると思われる。
ポチの感想🐶
年齢によってPGT-Aの恩恵は変わるといった論文は他にもみたことあります。今回の結果では35才以上では恩恵がありそうです。
特に流産の割合が35歳以上は下がっているので恩恵はありそうだなと感じています。
読んでくださりありがとうございます✨また書きたいと思います。