良いPMをかんがえる
スタートアップに身をおいて1年半経つ。
スタートアップでの開発は、とにかく事業中心に回っていく。
全員が主体性持つのはもちろんだが、とにかく妙なマネジメントは減らしていかないと、どんどんタイムリミットがせまっていく。
そうすると必然的に個々が自立していることを前提に進めるし、
そこに組織要素は比較的薄い。
組織を大事にして事業を最優先にできないと意味ないから先に事業が来る、というのは定説で。
しかも今のうちのフェーズだとまだ人数もいないので、PjMという意味でのPMは実質ない。
そうすると、良いPMって何してたっけ、、をいざというときに忘れているかもなので、忘れてしまわないように留めておく。
良いPjMの条件
1. 短期中期長期それぞれを優先度付をする
2. 期限を守る
3. コスト管理をする
4. インターフェイスを取り持つ
5. チームをエンゲージメントする
6. 開発のあらゆる障害とリスクを除いていく
7. すべてのルールを運用し切る
順に説明。
1は当たり前なので割愛。意識することでもない。
2は、ただ期限間に合うベストエフォート、ではない。
期限の重要度の判断にもよるが、間に合わすところは
150%間に合わす。
自分がスーパーエンジニアで代打オレ、でもいいけどそんな人ほぼいないので、リソースを足すか仕様を削るか先送りにするかしてなんとかする。
これは、なんか一人で考えて一人で決めているような感じだとダメで(相当普段から話し込んでるなら別)、ちゃんと対話して引き出すことが求められる。
常に最適解ににじりよっている。
3も当たり前、かけるべきときにかけられるようにコスト削減も。
4はめちゃ重要で、できないとセクショナリズムを生むし、明後日な開発をする。
要は、
・開発チーム内から外へ。開発チーム内での内容を重要度気にしつつ抽象度を変換してステークホルダーたちにシェアする
・開発チーム外から内へ。事業での課題と要件の理解をし、開発チーム内へ抽象度を変換して落とす
のふたつ。これまためちゃ対話や表現が求められる。求められるが、やるしかない、やる。
5は、要はいいPMがいると仕事が楽しくなるんだよね。
責任感からの達成感、業務のメリハリ、リズムとスピード感、チームの連帯感。
チームとしてみたとき、これらの70%くらいは、PMがつくるもの。(個々人は個々人で色々あるはずなのであくまでチームとして)
スケジュールの引き方やコミュニケーションのさじ加減で出てくるものなので。
中でも一番大事なのはメリハリ、メリ部分、はもう音頭とってやらないとみんなやらない。
6は、そう。開発のあらゆる障害とリスクには、アンテナを立たす。
体調悪そうだけどやれるんだっけ、とか。
なんか仕様のことちょっとふんわりした発言してたな、間違えそうだな、とか。
観察と対話。
7は、漏れとか個々人の主体性に任せられてることを、PMが最後の砦をするという意味。
issue立てたらちゃんとこのタイミングで移動させて、とか。
オーナーシップ持つ人いないとルールの徹底なんできないのが普通なので、それをやりきる。
し、やり切るからチームで進捗確認などもすぐおわる、ようにできる。
みんなの時間を固定で奪わず、普段のコミュニケーションで齟齬を減らしていくのは、PMの大事なスキルとおもう。
整理して書くほど時間なくて、眠いのでおしまい。
まだ書きたいことはいっぱいあったけどまたこんどに。
もっと、対人で定性的なアクションどうあるべきかとかも書きたいし。
なお、カバー画像は、男子便でもおむつ変えられる神トイレ。