会社経営の責任感とは

小さな会社であっても会社経営に慣れてくると、会社が潰れるなんて悲劇は来ずにずっと続いていくのでは、と思ってしまうような時があり(人間は慣れる動物なので)、いや違う違う、そこの目線は常にどんな小さなひずみでも気付けるくらいにシビアに持ち続けないといけないと自分に言い聞かせる。

会社は1つの儲け話にメンバーが集まってドカンと一発勝負を賭ける、というのは普通で、特に株式会社は有限責任なんだからそれを最大限活用して良いことになってる。
だから、論理的に考えて一発バイアウトねらって乗るかそるかをやっていく、というのは正攻法だと思うし、仕組み上そういうものだとは理解している。

そこで会社が解散しても、社員がリセットされて身軽になって再チャレンジするだけと。
同じ業界であっても違うプロダクトを作るためにはメンバー構成はゼロからやった方が効率的だよと。

でもそれは個人的には好きじゃない。

自分のやり方ではないなとも思う。

会社解散して嬉しい人はいない。退職理由聞かれなくて転職活動の面接助かるくらいじゃないか。

会社たるもの、一発狙いにいかんといけないと思う。
夢見たいし。
でも、一発当たらなかったら雇用もリセット。連続して紡いできたものもリセット。

もちろんその後に続く人間関係もたくさんある。色々なとこに顔が効くようになっていいこともある。
でも、違う違う、そうじゃない。

一発当たらんくても雇用を守り続けることには同じように意味があると思ってしまう。
残すべきよい会社づくり、よい文化がそこにあるなら、はもちろん前提なわけなんだけれども。

どこまでいっても難しいので、せっかく難しいことにチャレンジするなら過度に焦らずに、自分たちの人生を如何に豊かに変えていくか、というところにまっすぐチャレンジしたいと思う。

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Takuto Sato (pochi)
🥺🥺🥺