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占星術から見る男性性について

~占星術から見た男性性とミソジニストの特徴について~


ホロスコープで完全に説明することは難しいですが、
私生活の中でこのテーマについて深く考える事があり
占星術的に特定の傾向やパターンを探ることは可能
だと思い今回はこちらについておしゃべりしたいと思います。(占星術は統計学だと思ってる占い師です。)

男性性が強くミソジニスト的な性質を持つ可能性のある要素を一部まとめてみました。ただし、ホロスコープは全体のバランスが重要で、これらだけで判断することはできませんので一部見解ということで参考までに参照して頂けたらと思います。最後に私自身のホロスコープ(出生図)も参考に見解をしたいと思います。

1. 火星と金星の配置


火星は男性的エネルギーや攻撃性を表し、金星は愛情や女性性を象徴します。
火星が過剰に強調され、金星とハードアスペクト(特にスクエアやオポジション)を取る場合、愛情や女性性への葛藤が生じる可能性があります。
火星が女性に関するハウス(7ハウス、4ハウス、5ハウス)で厳しい影響を与えると、対女性関係に問題を抱えることがあります。

2. 月の状態


月は母親との関係や内面的な感情を表します。月が厳しいアスペクト(例えば土星、冥王星、火星とのスクエア)を受けると、母親に対する不安感や否定的な感情がホロスコープに現れることがあります。
特に、月と土星のハードアスペクトは感情的な冷淡さや抑圧を示すことがあり、女性全般に対する冷たい態度につながる場合があります。
月と冥王星のアスペクトも、感情的なトラウマや執着を暗示します。
月は母親の愛情で過干渉や支配的な母親や無関心やネグレクトさらに
トラウマ的経験なども月のアスペクトで現れることがとても多いです。
まず男女問わず鑑定をするときは月のアスペクト特にハードアスペクトを見てみると心の葛藤がとても手に取るように分かる時があります。

3. 土星や冥王星の影響


土星や冥王星は、支配や恐れ、抑圧を象徴します。これらが金星や月と厳しいハードアスペクトを取ると、女性に対する支配的な態度や不信感が強まることがあります。
冥王星がアセンダントや金星に強い影響を与えると、性別や権力に関する複雑な感情が現れることがあります。

4. 12ハウスの惑星


女性に関する惑星(金星、月など)が12ハウスに配置されていると、無意識的な葛藤や抑圧が現れる場合があります。この場合、本人も気づかない形で女性嫌悪が表面化することがあります。

12ハウスは占星術の中で最も神秘的で深遠なハウスとされており、「無意識」「スピリチュアルな領域」「秘密」「自己犠牲」など、個人の内面的な側面や、見えない世界との繋がりを表します。このハウスのテーマは、個人の心の奥底や無意識・過去生からの影響を及ぼすため、そこに位置する天体やアスペクトによって影響があると言われています。

5. 男性的なエネルギーが強い配置


火のエレメント(牡羊座、獅子座、射手座)が多い場合や、火星・太陽が非常に強調されている場合、男性性が過剰になり、女性的な要素に対する反発が出ることがあります。
土のエレメント(牡牛座、乙女座、山羊座)が強い場合、保守的で伝統的な価値観が女性に対する偏見を助長する可能性もあります。
例えば女性は3歩下がってあるくくらいがちょうどいいなど・・・
母親は料理ぐらい出来ないとおかしいなど・・・
土の時代ならではで40代以降の昭和の考えがそれにあてはまります。
例えば個々を尊重できる風のエレメントが強い人や今までの経験においてもその特性は変わってくることが多くあります。


これらの要素があっても、ミソジニストになるかどうかは個人の意識や経験、成長のプロセスによって変わっていき、今までの経験においてホロスコープは「可能性」を示すだけであり、必ずしもその人の性格や行動を固定的に決定するものではありません。

逆に女性性が強い方でミソジニストで圧を受けた外的環境によって
ミソアンドリズムになってフェミニストの運動などに一生懸命になったり
平等を叫び活動している方もとても多いのが現状です。

まとめ

男性性と女性性のバランスがすべて大切だと最近思う事がありましてこの記事を書くこととなりました。
陰陽の基本概念も同様な概念だと思ってます。

私自身も、男性性と女性性をホロスコープで見た時にちょうど半分の数でバランスは良いのですが天体のアスペクトを見た時に火星と金星がオーブ5度のコンジャンクション(合)で更に火星と冥王星がぴったりと0度のコンジャンクション(合)となって協調されているアスペクトを持っています。
しかも6ハウスの女性性の部屋に滞在しています。
(6ハウスは、占星術において「仕事」「健康」「奉仕」「日常生活の習慣」などを象徴するハウス)
それに月が蟹座のハードアスペクトを形成しているため自分自身もこの男性性と女性性の葛藤はとても強く感じるのかと思ってます。
自分的にも男勝りで勝気で性別は間違ったではないかと家族にも言われることが多々あります。

男女平等のフェミニストが正しいとはまったく思わなくて男性性の強い女性も多いし女性性の強い男性も最近はとても多いのが風の時代・・・これからの新時代
だからこそここに疑問をもつ人は最近多いなあと強く感じています。
男性性と女性性のハイブリットの感覚が人には必ず大切だと思います。
容姿が・・・行動が・・・などではなく精神的な感覚が少しでも個々に芽生えると平和になるのでは??と思う事があります。

もし具体的なホロスコープの配置を知りたい場合、その人の出生情報(日時、場所)が必要になります。

今回は男性性とミソジニストについて思う事が勝手に書いてみましたが面白かった!と思う事がありましたら好き♡ボタンを押していただけたら嬉しいです。


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