ロンドンの公園にて
旅日記です。
イギリス滞在も残すところあとわずかになってきました。帰国後は、さすがに私もお仕事をせねばならないわけですので、優雅な(実は常に優雅であったわけでもないのですが笑)ことは言っていられなくなるのだなあ、、と。今朝はしみじみ思いました。このおそらく私の人生において最も贅沢な時間を、しっかりと経験し尽くさねばならぬ!!と思い、今日は再び、初日に来たロイヤルな公園に来ています。
文字通り、名前通り、ここはロイヤルな公園で、綺麗に掃除され、歩いている人々も犬までも、それは綺麗に整えられています。整えられている、と言っても、堅苦しく居心地の悪い「庭園」といった雰囲気ではなく、自然豊かで、誰もが入れる市民に開放されたとても居心地の良い公園です。(私が見たところ、犬にとっても最も居心地の良い公園を目指しているような、、気もします笑。たった今も、茶色い犬さんがご挨拶してくれました)
今日は本当は、先週ブリストルで観た映画の感想文をこちらに書かねば!と思い、どこかの温かいカフェで「文筆家」っぽく執筆作業を行いましょう!と思っていた(いる)のですが、ふとこちらの公園に立ち寄って歩いている間に、面白いなあ、、と思ったことがあり、思わずベンチで「執筆作業」を始めてしまった次第です。
でも「旅日記」、というのはそういうところが良いところなのだろうと思うのですね。「奥の細道」みたいなものです。道、なのでしょうね。。
ブリストルで私が滞在していた場所は、あまり詳しくは調べていないのですが、おそらくあまり治安の良い場所ではありませんでした。それはそれで(健康面でちょっと大変ではあったのですが、、笑)治安が悪いと言っても、知り合った人々はとても温かく親切な人々で、物価も安いし、便利だし、勉強にもなったし、良いところでした。
滞在場所の近くにもゆったりとした広さの公園があり、そこに住む人々は散歩をしたりランニングをしたり、この公園と変わりなく楽しんでいる様子でした。
ただ、私が今ここでPCを広げているのと同じようにリラックスしてその公園でPCを広げられたか、というと、、あまりそういう雰囲気ではありませんでした。閉鎖的であるとか、そういうことではなく、、安心感というか、、雰囲気の問題、、ということなのだろうと思います。
さて。そろそろ寒くなってきたのでまとめに入っていきます。
今私がいる公園は、何度も書いているように、名前からしてロイヤルな公園で、その名の通り、ナチュラルに美しく整えられた広大な空間です。こういう場にいると、なんだか私自身も不思議とちょっとロイヤルで品のある気分になってきます。そしてそういう、落ち着いていて静かで、安全な環境が、人間はやはり心地よいのです。少なくとも私は心地よいし、そういう環境に身を置きたいと、やはり思うのです。
一方で、世界はそれだけではないということを十分に知りながら。
寒くなってきたので、オープンなまま、ここで終わります。
(ところでさっきからたくさんの犬が私の前を通り過ぎていきます。みなさんとても愛想が良くて可愛いです。。)