ADHDと診断された
精神科に行ったらADHDだと診断された。
仕事で求められてもできない業務が多くて悩んで
精神的にも落ち込み始めていて
自分で『ヤバイ』と思って行った精神科。
『あぁ、これはわたしが無能なわけじゃないんだ』と
ちょっとホッとした自分がいた。
今まで好きな事や得意な事だけやらせてもらえて
仕事である程度評価されてきて立場も上がってきて
でもその分、自分が苦手だったり嫌な仕事を
求められる事が増えた。そりゃそうだ。会社だし。
それは当たり前の事だとわかっていた。
でもそれがわたしにはとても辛かった。
『なんで他の人は嫌がっててもそれなりにできるのに、わたしはできないんだろう?なんで?しかもなんで嫌だできないって言ってるのにやらせるの?』と思っていた。
他の人から見たらただのワガママに見えるだろう。
でもそんなんじゃなかった。
できないものはできないのだ。
だから診断を受けて安心した。
みんなができる事でもわたしにはできない事がある
これはわたしの個性なんだと受け入れる事ができた。
自己嫌悪に陥らなくなったので
それだけで診断を受けて良かったと思った。
しかもすごかったのはここからだった。
先生に『よく今まで二次障害出ずに過ごせたね』
と言われた。
発達障害はその特性上少し変わった言動や思考なので他の人に受け入れられず、うつや双極性障害などの二次障害が出てから判明する事も多いらしい。
わたしにはそれがなかった。
それがなぜかと言うと先生にわたしの身の回りの事を話してわかった。
【わたしの周りの人のおかげ】だった。
親や会社の人たちや友達を含めて
周りの人たちがわたしを否定する事なく
全肯定の勢いで一個人として受け入れてくれていた。
遅刻しても話が下手でも情動性が高くても
全部そういうものだと
お前変わってんなーアイデンティティすげえなーと
個性として受け入れてくれた。
だからあまりネガティブになる事もなく
陽キャラ人間として生きてこられたらしい。
周りの人に大感謝じゃないか。
みんな本当にありがとう。
無意識のうちに受け入れてくれていたんだと思うけど
あなたたちが違う態度を取っていたら
こんなに陽気なわたしはここにはいないと思うよ。
診断されたからって何が変わるわけでもないし
薬を飲んだって特性が変わるわけではないけれど
引き続きこんなヘンテコな人間をよろしくね。
みんなまじ愛してるぜ。
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