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Cluster Creator #1 Advent Calendar 2022 劇団四頭筋「舞台の絵本化」と「イベントの書籍化」

1.ご挨拶

こんにちは!えると申します。
この記事は、Cluster Creator #1 Advent Calendar 2022 の24日目です。

昨日は熊猫土竜さんの「エフェクトジョッキーについて」でした。
熊猫土竜さん大好き!!

【1-1.自己紹介】

・「イベントで人は幸せになれる」という実体験に基づいた確信をもとに、各種イベントを主催・運営しております。
・劇団四頭筋の座長・脚本・castもしております。
・舞台の絵本化、イベントの書籍化プロジェクトを12月に始動しました。
・オリジナル曲の作詞もしています。
・cluster大好きです!

【1-2.根本にある想い】

「やりたいことを悔いなくやり切る」だけでなく、「やらずに死ねるか」と思えるイベントや舞台を具体的な体験の形にしています。

根っこにあるのは、
「明日このセカイから消えたとしても、今日このムーブメントを起こす!」という不屈の想いです。
「今やるか、一生やらないか」を常に自分に突き付けながら物事を取捨選択しています。
一言で言えば、「愛」が原動力です。

2.本記事の三つのテーマ

本記事は、

「テーマ①:明日このセカイから消えたとしても、今日イベントを開催する理由」(想いや原動力)

「テーマ②:劇団四頭筋・大筋肉祭2・メタ新生姜祭」(2022年に何をしてきたか)

「テーマ③:舞台の絵本化とイベントの書籍化→physicalなセカイに持ち込む」(2023年に何をしていくか)


の三点をテーマに書きました。

3.「テーマ①:明日このセカイから消えたとしても、今日イベントを開催する理由」(想いや原動力)

【3-1.イベント・舞台とは私にとって何なのか】

私は、イベントや舞台を
「仮に明日自分がこのセカイから消えるとしても、何が何でも今日実現させる覚悟」の上で開催しています。

明日自分が死んだとしても、今日そのイベントや舞台を開催するという決意。
例えゲストや来場者が誰一人いなかったとしても、それでも開催する覚悟。要は、"自分の行動に悔いなし"と思えるかどうか、ということです。
今まで自分が手掛けてきたイベントや舞台は、基本的にそのくらいの覚悟で開催してきています。
とはいえ、これは一緒に力を合わせてくださる方々に強要するものでは決してありません。あくまで自分の中の心持の話です。

中には、ゆるめに開催するイベントももちろんあります。
しかし、基本的にはたくさんの時間を使ってイベントの準備をし、
「どんな体験や驚きを生み出すか?」
ということを考え、他の方のお力も借りながらイベントや舞台という形にしています。

何より、来場者の方にも大切な時間をより深く楽しんでいただき、「参加してよかった」「楽しかった」「笑顔で幸せな気持ちになれた」と感じてもらえるのが私の本望であり、イベント開催の一つの目的です。

【3-2.「時間=命」】

時間は1日24時間。
その点は全人類平等です。

時間は命であり、限られた時間の中で何をどう生み出していくかが課題となります。
若さに溢れていて、可処分時間がふんだんにあって、余裕に満ちた毎日を送れていれば大変理想的なのですが、残念ながら私はそこまで恵まれていません。

「限られた時間とリソースを工夫しながら、その中で注げるだけの魂とドアツい熱量で何を実現させるか?」

そう自分に問いかけると、イベントや舞台の内容は「限られた時間の中で全力を注げる」、突き詰めた内容のものとなってきます。
その上で「やる」と決めたものを、具体的に形にしていきます。
一言で表せば、どのイベントも舞台も、「愛」が込められています。

奇跡的な体験を生み出したイベントや舞台の具体的な内容に関しては、次の章で書いていきます。

4.「テーマ②:劇団四頭筋・大筋肉祭2・メタ新生姜祭」(2022年に何をしてきたか)

【4-1.2022年の「劇団四頭筋・大筋肉祭2・メタ新生姜祭」】

イベントは数多く主催してきたのですが、この章では

  • 「劇団四頭筋」

  • 「大筋肉祭2(9・10月の2Months)」

  • 「メタ新生姜祭(11/19~11/30の期間で7DAYS)」

に絞って2022年を振り返りながら簡単に紹介していきます。
その後、とりわけ劇団四頭筋の活動について、劇団の運営や舞台裏なども含め掘り下げて書いていきます。

【4-1-1.劇団四頭筋】
劇団四頭筋の舞台は、2022年は10公演の新作を発表しました。
全て私が書き下ろしたオリジナル脚本です。

「小さな星のアイ」
「100年後の星たちへ」
「アイのぬくもり」
「真夏のDaydream~ミラクル☆スターライトパレード~」
「垂直天空トリップ」
「虹色のぬけがら」
「ロマンティック☆ガンダーラ~欲望という名の希望~」
「Happy your Birthday」
「幻のBirthday」
「桃色のひな鳥」

歩留マリさん作成ロゴ

一年間に10本。一か月ちょいで一本のペースになります。一つの公演には数ヶ月かけて準備するものも多く、常にいくつかのプロジェクトを並行して進めています。

【4-1-2.大筋肉祭2(9・10月の2Months)】
大筋肉祭2は、今年は9月10月の2Monthsに渡って開催しました。


りおもろさん作成のロゴ

私が主催したイベントが22個、有志で他の方が主催されたイベントが5つの、合計27個のイベントでした。
60日間中に27個のイベントなので、二日に一つくらいのペースで開催していたことになります。

とはいえ、夏前から着々と準備を進めていたので、焦ったりすることも特になく、一つ一つのイベントを私自身も深く楽しみながら進行できて幸せいっぱいでした。

【4-1-3.メタ新生姜祭(11/19~11/30の期間で7DAYS)】

愛紅さん作成のロゴ

11/19~11/30日の期間、7日間の間に新生姜をテーにした7つのイベントを開催しました。
新生姜・紅生姜・ガリ・ジンジャエール・豚の生姜焼きなど、生姜にまつわる食べ物や飲み物が好きな人が集まって創りあげた、非常に新生姜愛に満ちたイベントになりました。

メタ新生姜祭。新生姜愛にあふれる、可愛さと熱量に包まれたイベントばかりでした
ほびわんさん作成のDJワールド

新生姜を使ったレシピイベントや、「桃色」をテーマにした本格歌番組「桃色Music Station~Pinky Music Night~」、テーマに沿って二人のDJがコミュニケーションを取りながら、和やかに一体感あるDJプレイを楽しむ「DJ新生姜×DJ紅生姜」、劇団四頭筋の舞台「桃色のひな鳥」などが開催され、桃色の大人カワイイ雰囲気に包まれたイベントとなりました。

【4-2.劇団四頭筋の裏側に迫る】

ここからは、劇団四頭筋について多めに書いていきます。
舞台という一つの結晶を皆様にお届けする一方で、制作過程や裏側を文章してお伝えする機会があまりなかったからです。

【4-2-1.劇団四頭筋のモットー】

イベントや舞台づくりは現時点で「お仕事」ではないため、

  • 無理なく

  • 楽しく

  • 仲良く

をモットーにしております。

【4-2-2.劇団四頭筋の目指すところ】
劇団四頭筋の目指すところの一つは、

「ココロの筋肉を揺さぶる、Muscle Reality舞台エンターテイメント」

を追求することです。

Muscle Realityとは、劇団四頭筋が体験として実現させようとする一つのリアリティの在り方です。
「危機感」や「身に迫るイマーシブ演出」による、「他人事ではなく自分ごと」としてのrealな感覚を、舞台体験を通じて生み出そうとしています。
優雅に安全な場所から舞台を観にきたつもりが、いつのまにか舞台のセカイを構成する一人になっていたという状態を作りたいのです。
来場者も一人の主役になる感覚を生み出せれば本望です。そもそも、あなたの人生の主役はあなた自身。
舞台と来場者席の垣根も、コライダーだけ。それは、いつでも取り払えるものです。

私たちは、「virtual空間/metaverse空間は痛みもないし、絶対的に安全な場所だ」とどこかで思い込んでいないでしょうか?

劇団四頭筋が追究する「ココロの筋肉を揺さぶるMuscle Reality」を実現するために、驚きのある体験をつくっていきます。


【4-2-3.劇団四頭筋の特徴と工夫】

劇団四頭筋は、舞台のプロジェクト単位でメンバーが変わる仕組みです。
一人舞台も劇団四頭筋。
役によってはボイスなしでも出演可能ですし、デスクトップやタブレット、スマホで出演される方もいます。
演劇要素は表現の一つの手法であり、無声劇や演劇以外の手法を取り入れることもあり得ます。

ここからは、劇団四頭筋の活動や練習時の工夫について書いていきます。

<練習時の工夫>

  • 各自の活動優先

  • 練習のコマは時間帯なども考慮した上で多めに用意

  • 本番が近づいてきたら練習時の限定公開アーカイブも用意

  • 各練習時間をコマ毎に分け、基本的に時間を伸ばさない

<最小限の労力で、最大限の感情を揺さぶるための工夫>

  • 舞台の目的、意図、コンセプト、伝えたいもの、実現して共有したい体験を明確にしておくことで方向性を固める

  • 最初は少人数で回し、段階的に人を増やしていく、螺旋状巻き込みスタイル

  • 手戻りがなく、迷いの生まれにくい段取り

これらはイベント運営にも通じており、7つの工夫点を実践することで、
無理なく
仲良く
楽しく
が実現できると考えています。

ここからは、舞台を作る際の私の考え方について書いていきます。

<劇団四頭筋のオセロ理論>
オセロは四つの角を取れば間違いなく勝ちます。
舞台に勝ち負けはありませんが、この四つが押さえられていれば、間違いなく良い舞台が実現します。
劇団四頭筋の舞台も、オセロのように四つの角要素を押さえることを意識しています。四つの角要素を以下に書いていきます。

①脚本(物語)

②キャスト(人)

③劇中歌、効果音、音楽(音)

④ワールドやエフェクトなどの演出(空間、セカイ)

hkさん作成のアイのぬくもりワールド

それに加えて、劇団四頭筋らしさである、「ココロの筋肉を震わせる=Muscle Reality」を薬味のようなエッセンスで散りばめていきます。
イマーシブな要素や、来場者が他人事ではなく「自分事」として舞台上のセカイに参画している感覚を生み出す工夫です。

ここまで決まったら、あとはスケジュールを組んで一つ一つ練習を積み重ねていきます。
以下、スケジュール、クオリティ、舞台中トラブル時の対応について書いておきます。

<スケジュール>
舞台を実現させるためのステップを工程分解し、スケジュールを作成して、一つ一つパズルのピースを組み立てるようなイメージで日々作り上げていきます。
最終的に、ベストパフォーマンスが本番日に来るように調整します。
無理なく行うので、練習時間を伸ばしたりは基本的にしません。

<クオリティ>
「本番公演を一度行ったら、それで終わり」と私は考えていません。
舞台は生き物であり、変化・成長しつづけることこそ醍醐味。
クオリティや完成度の追究には終わりがないからこそ、次の公演も楽しみになりますし、客演などによる変化もより深く楽しめると考えています。

<機材トラブルや不慮の事態への対応>
どれだけ念入りかつ周到に準備をしていても、当日に機材トラブルや通信障害などがおきることはやはりあります。
ですので、「仮に本番中にcastが落ちてしまって姿が見えず、声も聞こえなくても、相手がそこにいるかのようなやり取りでセリフを補い、物語を進めましょう」と伝えています。
物語や舞台はノンストップ。人生と同じですね。
中断はせず、相手が話しているであろう内容を来場者の方々にそれとなくわかるように伝えながら、自然に進行することにしています。

<失敗はなく、チャレンジと経験と実積だけが積み重なる>
Muscle Reality舞台エンターテイメントを追究しているのは劇団四頭筋だけなので、全ての取り組みに「失敗」という概念はそもそもありません。
反省や改善点はもちろん本番公演後に出てきますが、それは次の公演に活かすことで昇華されます。

5.「テーマ③舞台の絵本化とイベントの書籍化→physicalなセカイに持ち込む」(2023年に何をしていくか)」

さて、ここからは2023年の話です。
ここまで書いていたイベント、舞台をどうすればより届けたい人へ届けられるだろう?

メタバースがよりたくさんの人に伝わるのは自然な流れ。いずれは自然と人口が増える…でも、それを待つだけで良いのか?
いや、それではただの受け身だ。
自然とメタバース空間に来る人の数が増えているのではなく、その流れを作るために尽力してきた人たちがいるからこその、今とこれからだ。
それならば。
自分から何か導線をつくることはできないか?

それが、これから私が注力していくもう一つのプロジェクト「メタバースL出版」です。

L=Love,Life,Liberty。「驚きの体験」を軸に、愛と人生と自由をより豊かにしていくのがミッションです。
メタバースでの出来事を「L」のフィルターを通して、
出版物として発信するイメージで、ロゴをえるが作成しました。

【5-1.キーワードは「必然性」】

バーチャル空間の中で各種イベントを主催すると、「来る人はくるけど、来ない人は来ない」という現実に直面します。その違いはどこにあるのでしょう?
そもそも、バーチャル空間に来ていない人にはどう届ければよいのでしょうか?

キーワードの一つに、「必然性」が挙げられます。
必然性があれば参加するし、なければ参加しない。
自分の子どもの運動会は見にいくけど、他の人の子どもの運動会を見るために、他の学校へ出向くことは基本的にないのです。

「必然性」はどうすれば生まれるか?
「他人ごと」ではなく、「自分ごと」として感じられる要素がいかに散りばめられているか、がキーとなります。

そのための仕掛けや工夫の一つとして、舞台やイベントを絵本化・書籍化する「メタバースL出版」プロジェクトを2022年の12月にスタートいたしました。書籍化はメタバース空間に来る必然性を生む一つの試みです。
2023年は、バーチャルでの出来事をphysicalに形にして持ち込む活動にも注力していきます。

【5-2.子どもの参加・親子共に楽しめる、新たなコミュニケーションの場としてのメタバースイベント】

virtual空間での舞台やイベントを書籍化してphysicalなセカイに流通させることで、そこからclusterなどに遊びに来る人たちが一人でも増えるかもしれない。
舞台を絵本化すれば、読み聞かせイベントなど新たな可能性もひらけていきます。
clusterでも若年層のユーザーがどんどん増えてきていますし、親子共に楽しめるような体験ができる時間やイベントが、今後増えていくかもしれませんね。
「virtual空間にいる時間が長いと、physicalな生活に悪影響が出る」ということではなく、どちらもより一層充実していくのが理想だと考えています。

6.まとめ

たくさんの愛と感謝を込めてこの文章を書きました。
感謝を述べたい方のお名前を挙げればキリがありません。

clusterで過ごす時間と体験は、私にとって幸せそのものです。
出逢ってくださったり、関わってくださって本当にありがとうございます。

今、ここで生きている実感。
それこそがRealityです。
これからも、大切なあなたと一緒に生きていきたいです。
最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。

2023年も、たくさんの新しいチャレンジを一緒に積み重ねていきましょう!

明日25日(日)のカレンダーは、あるてご∞さんです♪


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