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【自分自身の卒業式体験】3.29 virtual卒業式 をやると決めてから開催するまで➀
さて、ここからはどのようなvirtual卒業式にしていくか、という話をしていきます。
「3.29(日)に virtual卒業式 をやる」と決めてから、開催するまでのドキュメンタリーとなります。
私自身のビジョンやこんなイベントにしたい、という想いを書いていくのですが、その前に私自身の卒業式の思い出について振り返ってみますね。
私自身の棚卸にもなりますし、学校を卒業するわけではない私自身が、何から卒業したいと思っているのか明確にしたいのです。
【自分自身の卒業式は六回】
私自身の卒業式は、合計六回。あまり細かいことは書きませんが、諸事情により出ていない卒業式もあります。何かを学ぶことは一生続くという想いや、式典そのものをそこまで重視していなかったというのも私の中にありました。そのこと自体を後悔はしていないのですが、節目節目を大切にしたいという想いは年齢を重ねるとより一層強くなるものです。
いざ自分に子供ができて小学校を卒業するとなった時、親としては式に参加できるのをとても楽しみに、心待ちにしていました。
それが、コロナウイルスの影響で「卒業式は行うが、保護者の式への参加はできない」ということになりました。
式自体が行われない学校も多いですが、式が行われるのに保護者が参加できないというのも、親としてはとても悲しく寂しいものでした。
【同じ想いを抱えているのは私一人ではない】
「命と健康に関わることだから仕方がない」とはいえ、卒業式という一つの節目がなくなったり、参加できなくなることへの喪失感は、卒業を控えていた人たちの間に強くあるのだと思います。
今まで当たり前のようにあると思えたものが、突然なくなってしまう。
それはとても寂しくて悲しくて、やるせないことで。
でも、残されたものはまだある。
生きていれば、virtual空間で卒業式はできる。
式典や儀式に積極的な意味を見いだせなかった時期があった私も、今ならわかる。
ないものや失われたものを嘆くだけでなく、それ以上のものを新しく創ることだって、私たちにはできる。
命があれば。
創ろう、virtualな世界で、卒業式を。
virtual卒業式は、生きていることで実現できる一つの”夢のカタチ”。
次回→②「あなたは何から卒業したいですか?」