【中国】重慶旅行2024
昨年に引き続き、今年も重慶に行ってきた!
過去のnoteに何度か登場しているベトナムの友人が初めて重慶に行くということで、一緒に旅行することに。私は上海に数日滞在した後、重慶に向かった。
空港から市内へ向かう手段として、前回はタクシーを選んだが、今回は「モノレールから景色を見てみよう」と、あえてタクシーより時間のかかるルートを選択。
モノレールが空港から街の中心へと近づくにつれて、山々が高層ビル群へと移り変わっていく様子を眺める。乗車時間が一瞬に感じた。
2号線で曾家岩駅に到着し、10号線に乗り換えるため駅内を歩いていると、高層ビルを背にホームに滑り込んでくるモノレールが見えた!
その光景に引き込まれ、気がつけば乗り換えを忘れて通路の窓際に駆け寄っていた。
食年老烧烤
夜、ハノイから到着した友人と合流。
ホテルから歩いて向かったのは、肖战さんがvlogの中で食べていた串焼きの屋台、食年老烧烤。
できる限りvlogと同じ状態を追求しようと、まず屋台の向かい側にある売店で元气森林を調達することにした。
「肖战さんが来ました!!」感満載のポスターが貼られていて、売店を一瞬で見つけることができた。ご本人が飲んでいたコーラ味は予想通り売り切れだったため、代わりにグレープ味を選んだ。
串焼きはご飯によく合いそうな濃厚な味付けで、想像以上の美味しさだった。ただ、一口目から口の中がヒリヒリするほど激辛で、忘れかけていた重慶のデフォルトの辛さを思い出した。元气森林の炭酸のお陰でなんとか乗り切れた。
ふとテーブルから屋台を覗くと、席を外した店主のポジションに猫がいた。
微笑ましい光景に心が和んだ。
解放碑
食事を終えた後は解放碑へ。
雨が降ったり止んだりを繰り返す不安定な天気の中、傘を差したり畳んだりしながら街を歩いた。
解放碑のすぐそばには、肖战さんがご自身の広告の前で撮影したGUCCIの店舗がある。
一年前、重慶に住む友人とここで待ち合わせをした。
遅い時間とはいえ、この場所を肖战さんが普通に歩いていた日があったことを思うと、不思議な気持ちになった。
下浩里
翌日は朝から下浩里に向かった。
今回の旅行で最も訪れたかった場所だ。
入口にある"下浩里"の階段や"這很重慶"の壁は大人気スポット。写真を撮る人が殺到していた。
ちなみに、こちらでは写真撮影の順番待ちという概念はほぼ存在しないため、意思表示をしなければ永遠に撮影の順番は回ってこない・・・!友人と協力しながら、タイミングを見計らってお互いの写真を撮ることに成功した。
写真を撮り終えて階段を上り、少し歩いたところで、最初の肖战さん撮影スポットを発見した。下浩里公式の神対応で、各所に看板が設置されている。
カメラを持った女性が話しかけてきて、「写真を撮ってくれませんか?」と友人にスマホを手渡した。「カメラでは撮らなくていいのかな」と思いながら様子を見ていると、肖战さんがカメラを手に持っていたのを再現しようとしていることが分かり「ポーズだけでなく道具まで・・・!」と、追求心に驚いた。
その後も、階段の多い通路を歩きながら看板を見つけていった。階段を上ったり下りたりしているうちに、今自分がどこにいるのか分からなくなる。重慶独特の迷路のような構造だ。
親切な人が小红书に載せてくれていたマップがなければ、確実に迷子になっていた。
📍参考にしたマップ
感謝!!!
それな!!!!!!!笑
↑ポーズを真似しながら友人と写真を撮り合ってみると、顔も手もぎこちなくなってしまい、カメラロールにおもしろ写真が増えていった。
さりげなく見えるポーズもプロのなせる技。
ポージングの奥深さを実感した。
(友人にはポージングの才能があり、スマホを向けるとモデルのように次々新しいポーズを繰り出すことができるため、私はひたすら指導を受ける側だった。)
下浩里聖地巡礼もいよいよ後半戦に差し掛かったところで、それは頭上に現れた。
デカい
肖战さんが投稿した重慶の写真の中で一番目を引いた、若干「荒川アンダーザブリッジ」テイストを彷彿とさせる謎のオレンジ。
運動会の大玉転がしで使われるボールよりも遥かに大きく、抜群の存在感を放っていた。
※私の身長では、どんなに腕を伸ばしても、肖战さんの微博の角度を再現できなかった。
东水门大桥を真下から見上げられるポジション。
まねき猫☺️
肖战さんが猫(小花ちゃん)と戯れていた場所。
この日、小花ちゃんはいなかったが・・・
二匹の猫ちゃんに出会えた!!
追いかけっこをしたり、じゃれあったりしていてかわいすぎた。白い子はお腹を空かせていて、ニャーニャー鳴きながら追いかけてきて足元まで寄ってきた・・・😭
「3号出入口」のすぐ近くにある撮影スポット。"這很重慶"の壁側から下浩里に入ると出口にあたるが、こちら側から入ってきている人も多かった。
ついにラスト。
"重庆会惩罚每一个不爱运动的人"!👟
文字の削られ具合から、この数ヶ月でどれほど多くの人がこの場所を歩いたのかが伝わってきた。
このnoteを書いている時点では、vlogと微博が投稿された時期からもうすぐ半年が経過しようとしているが、どの看板の前も肖战さんと同じ角度やポーズで写真を撮る人で賑わっていた。
肖战さんが訪れたことによって、国内外問わず数え切れない人の「重慶で行きたい場所リスト」に下浩里が加わったことを思い、感慨深い気持ちになった。
下浩里の隣にある龙门浩老街にも行ってみた。
最上階でまさかのくまモンに遭遇。
ここで会うとは、、!?!
光环购物公园
夜は骄阳伴我に出てきたショッピングモール、光环购物公园へ。数分ごとに映る《我们》のビジュアルを撮影した後、モールの中を散歩した。
その後、近くの亖井火鍋でディナー。
盛阳が同僚と食べていた火鍋のお店だ。
ここに来るのは初めて!
辛さ控えめのはずの「微微辣」を注文したものの、運ばれてきたのは唐辛子たっぷりの真っ赤な火鍋。スープの色は赤を通り越して黒。
微微辣とは、、!!????
前日に食べた串焼きの比ではない、暴力的な辛さに叫んだ。
昨年食べに行った、盛阳お気に入りの螺蛳粉も相当な辛さだったが(螺蛳粉のお店は今年に入ってクローズしてしまったらしい。残念)、ここの火鍋は今まで重慶で食べたものの中で一番辛かった。
来福士
翌日はホテルから歩いて来福士へ。
街中で時折現れる"我在重庆"の文字が非日常のワクワク感を与えてくれる。
突然、心相印仕様のバスが目の前を通りかかった。思わず追いかけて撮影!奇跡的なタイミングで"黄色いフェラーリ"(爆速で運転することで有名な重慶のタクシー)と橋を同時に収めることができ、重慶ならではの1枚が生まれた。
来福士に到着し、まず向かったのは气味日记というお店。小红书で見かけて気になっていた、香水を中心としたお土産ショップだ。
こだわりを感じる、白と黒を基調とした内装。
この紙袋をゲットしに来たといっても過言ではない🌿
重慶の観光名所のイラストが印刷された、香りのする"香片"、火鍋型キャンドル、火鍋型石鹸などのグッズをお迎えした。キャンドルと石鹸からは爽やかなお花の香りがした。火鍋スープの匂いではなかった!笑
昨年来た時は入口周辺の港が工事中で、精一杯身体を反らして真下から写真を撮った来福士。今年は工事が完了し、ようやく奇妙之城に近い角度から全体を見ることができて嬉しかった。
重庆工商大学
その後は重庆工商大学に移動し・・・
鲨鱼餐厅
さらに移動し、重庆天地に到着。
骄阳伴我に出てきた鲨鱼餐厅でディナー🦈
盛阳が座っていた席が空いていた!
お店が用意した"盛阳専用テーブル"の札が素敵だ。
四川料理と広東料理がメインのレストランで、メニューがとても充実している。
特にチャーシューが美味しかった!
国泰艺术中心
ディナーの後は、直接ホテルには戻らず国泰艺术中心へ向かった。
肖战さんと同じ角度から写真を撮ることのできる歩道橋は、観光名所である洪崖洞に繋がっているため大混雑していた。
涂鸦街
重慶最終日は涂鸦街に来た。
壁、天井、柱など、いたるところに散りばめられた色とりどりのアートを楽しんだ。
お昼は肖战さんが学生時代に食べていた胡记蹄花汤で!
铁路四村
军哥书屋は今年に入って新店舗に移転してしまったが、鉄路だけでも!と、胡记蹄花汤から歩いて行ってきた。鉄路はマップアプリに正確な情報が登録されておらず、案内が途中で終わってしまう。昨年の記憶を頼りに歩き、なんとかたどり着いた。
鉄路に行く途中で出会った、ジブリのウォールペイント。再現度が高すぎる!
军哥书屋があった場所はすでに封鎖されていた。整備する人もいなくなったのだろう、鉄路には草が生い茂り、一年前とはまったく違う姿になっていた。時間の流れを感じる。
军哥书屋がこの場所から無くなってしまったのは寂しかったが、猫たちは変わらず鉄路の上でくつろいでいて癒された。毛並みが綺麗で、傍に食べ物が置いてあったので、お世話をし続けている人がいるはず。元気でいてほしい。
观音桥
涂鸦街を離れて观音桥へ。
目的は、広場にある大融城のスクリーンに映る《我们》のビジュアル!
モールがひしめき合い、人が絶え間なく行き交うエリアで、スクリーンにビジュアルが映し出されていた。スケールの大きさに感動・・・!
スケールが大きいのはスクリーンだけではなかった!モールの中にあったNARSの垂れ幕👀
どのフロアにいても見える特大サイズだった。
观音桥の有名な撮影スポットにも行ってきた。数秒ごとに切り替わるこのスクリーンの前は、"我在重庆"になった瞬間を捉えようとスタンバイする人で溢れかえっていた。(特にスクリーンを上から撮影することのできる歩道橋が人気ポジション)
数メートル歩くごとに、カメラを持って「〇〇元で撮影しますよ」と宣伝している人に遭遇した。
鸿恩寺
最後は鸿恩寺へ。
观音桥からは車で20分ほど。
公園に入り、階段を上って鸿恩阁を目指してしばらく歩く。大きな門をくぐり抜けて、19時すぎに鸿恩阁前に到着すると、まだ灯りは点されていなかった。門の前の明かりも消えたままだった。
一旦公園に戻り、肖战さんが座っていた遊具の前で写真を撮りながら待機した。
そして、19時半を過ぎた頃・・・
明るくなった門を再びくぐると、光り輝く鸿恩阁が見えた✨
外から写真を撮り終えた後は、中に入って色鮮やかな建築美をじっくり堪能した。
鸿恩阁の内部にある階段を上り、3階へたどり着くと、目の前にはライトアップされた重慶の夜景が広がっていた。
幻想的で、心を奪われる美しさだった。
二度目の重慶
こうして二度目の重慶旅行は終わりを迎えた。一度訪れたことのある場所でも、新たな発見や感動があった。この街には色褪せることのない魅力がある。次に訪れる時には、また違った重慶の表情を楽しめることを期待しながら、しばしのお別れを告げた。
重慶、また会う日まで!!