【中国日記】ストリートダンス大会
上海から高铁(新幹線)に4時間半乗り、キッズのストリートダンス大会が開催される都市に行ってきた。
今回中国に来た最大の目的だ。
この大会には、日本から選抜されたスーパーキッズ達が1on1バトルとクルーバトルに参加する。
国内外の大会で優勝している子や、すでに海外からバトルゲストとして招待されている子など、一人一人が本当に文字通りのスーパーキッズ。間違いなく未来のダンスシーンを輝かせる存在だ。
私と母は、キッズ達をまとめて日本から連れていくダンサーさん(先生)に日頃お世話になっている。私達はダンスを見るのが大好きで、何よりその先生のダンスと人柄が心から好きだ。
主催側には日本語ができるスタッフが一人もおらず、言語面などで力になれるのならば・・・と飛んで行った。通訳 a.k.a. 先生をめっちゃ応援しに来た親子 from Japanという感じのポジションだ。
数日間を先生とキッズ達と過ごす中で、色々なことがあった。
日本の大会では、イベントの詳細やタイムテーブルが事前に公開され、イベントも予定通りに進行する。しかし、こちらでは突発的なスケジュールの変更や、事前に共有されていなかったルールが判明したりする。
以前観に行った日本のブレイキンの大会で、予選の時間が若干押していたのが、MCタイムの中で完璧に調整されていたことを思い出した。
遅れた時間を取り戻すためにMCタイムを短縮している中、それを感じさせない余裕のある話し方で必要事項を伝えつつ、会場もバッチリ盛り上げていたMCに当時感動したのを覚えている。
ヨーロッパなどの大会が数時間押しで始まったという話を聞くので、スケジュールが変わるのは海外あるあるなのかもしれない。
しかし、「大事な先生とキッズ達が万全のコンディションで踊り、安全に帰国すること」が何よりも重要であるため、様々な想定外の出来事にハラハラした。
飛行機や車などの移動が重なり、生活環境も日本とはまったく異なるイレギュラーなコンディションの中でも、先生のジャッジショーとキッズ達のバトルは本当に本当に素晴らしかった。
上海に戻ってきた今も余韻から抜けられないほどパワーをもらった。
本当に一人一人がプロフェッショナルで、ダンサーとしても人としても尊敬の気持ちでいっぱいだ。
国内、国外で様々なイベントがあり多忙な中、スケジュールを空けて日本各地から中国に集まった子達。このドリームメンバーが一つのチームになって踊る光景は、おそらくもう見られない。クルーバトルを見ながら少し泣いた。(重)
日本に帰ったら、またキッズ達の出ているイベントを観に行きたい。"生のダンスが観たい欲"が爆発しそうになっており、もはや日本に帰りたくなってきている。(来たばかり・・・)
愛する俳優たちが中国にいるのでバランスが難しい。どこでもドアがあればいいのに。ちなみに今日知ったのだがどこでもドアの中国語はは任意门らしい。任意門、、、そんなどこで役に立つか分からない豆知識でこのnoteを締めようと思う。