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【中国日記】静安寺

朝から映画「维和防暴队(Formed Police Unit)」を観に行った。

映画のチケットは事前にアプリで予約しておいた。映画館でも直接購入は可能だが、アプリで予約すると、劇場名や座席番号が表示されたチケット画像がアカウントに保存されるので記念になる。

これは淘票票というアプリでチケットを購入した際に保存された画像だ。作品によって絵柄がランダムだったりするので面白い。

ちなみにチケット画像の枚数が49と書いてあるがめくってもめくっても热烈だった。その次に无名、长空之王が続いていた。

维和防暴队を予約しようとすると、その下にハウルの動く城が表示されていて二度見した。
中国の映画館では、なぜか今年になってハウルが初上映らしい。時を超えた不思議な並びだった。

映画については「かなり編集が大変だったんだろうな・・・」と感じた。物語の本筋に関わる部分が大幅にカットされ、全体の中でアクションシーンが占める割合が大きい。

物語の内容を振り返ろうとすると、まずアクションが目に浮かぶ。ただ钟楚曦さんの役が叫んでいたNOOOOOOOOが強烈に記憶に残っている。

杨震が出てきた瞬間、撮影時期からしてそのとおりなのだが、若っ!!!と心の中で声が出た。可愛かった。

杨震が「报告!」と言うたびに陈宇が脳裏によぎった。トレーニングシーンもあり、めちゃくちゃ陈宇のことを思い出した。


映画を観終えてショッピングモールを歩いていると、沢山の王一博さんの広告に遭遇した。

今年から王一博さんがアンバサダー就任したLACOSTEや燕之屋は、店頭でパネルを見るのが初めてだったのでウキウキした。

特にLACOSTEは、グローバルアンバサダーというので、日本でLACOSTEの店舗を見つけては入るを繰り返していたものの一度も出会えていなかったため、喜びもひとしおだった。


ショッピングモールから移動し、南京西路駅に向かった。

目的は南京西路駅の出口にある、GUCCIが企画した肖战さんのウォールアートだ。一部で世界名画と呼ばれているこのウォールアートを、友達のベッキーと見に行く約束をしていた。

ベッキーとは、昨年海口の年越しコンサートに王一博さんを観に行った帰りの飛行機で知り合った。たまたま通路を挟んで隣の席に座っていた彼女が、私の持っていたグッズを見て話しかけてくれてその場で握手した。

飛行機で連絡先を交換した後、一緒に上海で聖地巡礼をしたりして今に至る。気に入ったグッズだけ買うところとか、あまりSNSを見ないところとか、基本一人でのんびりオタ活している感覚が似ているので居心地がいい。

駅を出ると、世界名画の前は写真を撮るファンやカメラマンで賑わっていた。週末は人数制限しないといけないほど人が集まるらしいが、平日は少し待てば撮影することができた。

バッグの質感や目の描き方(あの唯一無二のおめめを再現するのは難しいと思う)などが第一弾よりレベルアップしていて圧巻だった。

昨年の冬に展示された第一弾は、撮りに行ってから数日後に突然無くなってしまい、ギリギリセーフだった。二回連続で見ることができたのは奇跡だ。

世界名画とスクリーンを同時に写真に収めるため、バルコニーのある建物に移動した。バルコニーはフィリップス社が管理しており、フィリップスの小红书アカウントをフォローすれば撮影OKというキャンペーンを開催していた。

近くのカフェも競うようにキャンペーンを開催しており、世界名画周辺エリア全体に肖战さん経済効果がもたらされていた。


隣駅の静安寺駅前にも大きなGUCCIの広告があるらしいので見に行こうということになった。この日は真夏日の暑さで、日本から持ってきた日傘が大活躍した。

静安寺駅に移動するための南京西路駅の入口が分からず迷子になっていると、TOD'Sの広告に遭遇した。これを見逃すのは痛い。「迷って良かった!!!」と二人で大喜びした。


天国のような百貨店を経由し、

GUCCIの広告にたどり着いた。
静安寺エリア、広告が集まりすぎである。
住んでいても把握し切れていないと現地人であるベッキーも言っていた。


ランチ中にサプライズプレゼントをもらった。

COTTI COFFEEのコーヒーの特典や、妙可蓝多のアイスキャンディーの特典など、「絶対に持ってないだろうから」と言って渡してくれた。

コーヒーもアイスキャンディーも、通常のグッズと違って日本から購入するのが難しいことまで考えて、長い間グッズを家に保管してくれていた・・・その気持ちがありがたく、本当に感動した。

私が渡した日本の无名グッズも喜んでもらえて嬉しかった。


LACOSTEと木々の緑が見事にマッチした歩道を通り、

今度はロレアルプロフェッショナルのパネルにたどり着いた。パネルの裏に階段が設置されていて爆笑した。後ろからひょっこり顔を出したり、バックハグすることを想定して設計されたのだろうか。

かなりリアルに作られていたので謎に緊張してしまい、私は横でピースしたり少し離れたところから見上げたりするなど、全体的に控えめな仕上がりになった。

今、上海にどれだけの広告やキャンペーンがあるのか、まだまだ把握できていないが、今後もできるだけ見に行きたい。目指せコンプリート!

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