🦊 Webサイトにメタマスクを接続し、所有NFTから認証して特定の操作ができるようなサイトを作成する
WebサイトにMetaMaskを接続し、所有するNFTから認証して特定の操作ができるようなサイトを作成するには、次のような手順を踏むことができます。
1.MetaMaskのJavaScriptライブラリをインクルードする
まず、MetaMaskをサポートするWebサイトでは、MetaMaskのJavaScriptライブラリを読み込む必要があります。次のようにHTMLのhead要素内でライブラリをインクルードします。
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/@metamask/metamask-compat@latest/dist/metamask-compat.min.js"></script>
2.MetaMaskの拡張機能がインストールされているか確認する
次に、MetaMaskの拡張機能がインストールされているか確認する必要があります。次のようにJavaScriptコードを使用して確認できます。
if (window.ethereum) {
// MetaMaskがインストールされている
} else {
// MetaMaskがインストールされていない
}
3.MetaMaskを接続する
MetaMaskがインストールされている場合、次のようにJavaScriptコードを使用してMetaMaskを接続できます。
window.ethereum.enable()
.then(function (accounts) {
// MetaMaskが接続された
})
.catch(function (error) {
// MetaMaskの接続に失敗した
});
4.NFTのコントラクトを取得する
NFTのコントラクトを取得するには、次のようにJavaScriptコードを使用します。
// NFTのコントラクトアドレス
var contractAddress = '0x1234567890abcdef';
// NFTのコントラクトABI
var contractABI = [{...}, {...}, ...];
// NFTのコントラクトを取得する
var contract = new web3.eth.Contract(contractABI, contractAddress);
5.NFTを所有しているか確認する
NFTを所有しているか確認するには、次のようにJavaScriptコードを使用します。
contract.methods.ownerOf(tokenId).call({from: accounts[0]}, function (error, result) {
if (error) {
// エラーが発生した
} else {
// 結果を取得できた
if (result === accounts[0]) {
// tokenIdを持っている
} else {
// tokenIdを持っていない
}
}
});
上記のコードでは、tokenIdには確認したいNFTのトークンIDを指定します。また、accounts[0]には現在接続しているMetaMaskのアカウントを指定しています。
NFTを所有しているか確認できるようになりました。
6.NFTを使用して特定の操作を実行する
NFTを所有していることが確認できたら、次のようにNFTを使用して特定の操作を実行できます。
// トランザクションオプションを指定する
var options = {
from: accounts[0], // トランザクションを実行するアカウント
gas: 1000000 // ガスリミット
};
// NFTを使用して特定の操作を実行する
contract.methods.doSomething(tokenId, ...).send(options, function (error, transactionHash) {
if (error) {
// トランザクションが失敗した
} else {
// トランザクションが成功した
}
});
上記のコードでは、tokenIdには使用するNFTのトークンIDを指定します。また、optionsではトランザクションを実行するアカウントやガスリミットを指定しています。
特定の操作を実行するためのコントラクトメソッドは、NFTのコントラクトによって異なります。必要に応じて、適切なコントラクトメソッドを呼び出すようにしてください。
以上が、WebサイトにMetaMaskを接続し、所有するNFTから認証して特定の操作ができるようなサイトを作成する方法です。
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