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倒立で感じるカリステニクスの楽しさと挑戦

1.はじめに


こんにちは!まずは私の現在の倒立動画をご覧ください。フォームはまだ洗練されているとは言えませんが、これも「練習の途中経過」として楽しんでいただけたらと思います。


私は2022年2月の38歳のときにカリステニクスを始め、同年5月に倒立の練習をスタートしました。そのきっかけとなったのが、CALISTHENICS TOKYOという名義で活動されているDAISUKEさんのパーソナルセッションでした。DAISUKEさんは、カリステニクスを広める活動を精力的に行いながら、初心者にもわかりやすく指導をしてくださる素晴らしいトレーナーです。

"CALISTHENICS TOKYO" DAISUKEさん

そのセッション中、DAISUKEさんが「翔太郎さん・・倒立やってみませんか?」と軽いノリで提案してくださったのです。正直、その時は…

「え?私が倒立?」

と驚きました。運動経験がほとんどない38歳の私にできるわけがない、と思ったのです。しかし、DAISUKEさんの明るい提案とサポートのおかげで、「倒立って誰でも挑戦できるんだ」という感覚が芽生えました。そして、実際に挑戦してみたのです。

その時の動画を見ると、不恰好ながらも新しい一歩を踏み出した自分がいます。この記事では、倒立の技術的なHOW TOではなく、「倒立は練習をすれば誰にでもできる!」ということ、そしてその楽しさを共有したいと思います。以下はセッション時の動画。

2.倒立がもたらす効果


倒立は、腕や肩の筋力を鍛えるだけでなく、体幹の安定性やバランス感覚を高めるトレーニングとしても優れています。また、頭を下にする動きは非日常的な感覚を味わえ、楽しいチャレンジとなります。

倒立練習を通じて私が感じた効果をいくつか挙げます:

•肩や腕の筋力向上:


体重を腕で支えることで上半身全体が鍛えられます。

•体幹の強化:

倒立を安定させるために腹筋や背筋が大活躍。

•集中力とメンタルの向上:

倒立中はバランスを取るために意識を集中させる必要があり、精神的な鍛錬にもなります。

3.倒立の楽しさと挑戦


倒立は簡単ではありません。(簡単と感じる人もいるかもしれませんが…)最初は壁を使ってバランスを取るのも難しく、何度も失敗しました。それでも練習を続けるうちに少しずつ静止できる時間が伸び、現在では10~20秒間バランスを保てるようになりました。この小さな成長の積み重ねがとても楽しいのです。

運動経験がほとんどなくても、年齢に関係なく倒立は挑戦できます。そして…

「できるようになった!」

という達成感は何事にも代えがたい喜びです。もしこの記事を読んで「自分もやってみたい!」と思ったら、ぜひ挑戦してみてください。練習を重ねることで、自分の可能性が広がるのを感じられるはずです!

4.ケガ防止のために特に気を付けてほしいこと


倒立の練習をする際は、以下のポイントを必ず守り、ケガを防止してください!

1.TFCC損傷に注意する


手首の三角線維軟骨複合体(Triangular Fibrocartilage Complex、通称TFCC)は、手首の小指側にある軟骨の集合体で、手首を安定させる役割を果たしています。この部分は手首にかかる圧力やひねりの力に弱く、倒立のように体重を手首にかける動作で過剰に負荷がかかると損傷しやすくなります。

2.なぜ起こるのか?


倒立の際、以下の理由でTFCC損傷が発生する可能性があります

•手首の柔軟性不足:

手首の可動域が狭いと、無理に負荷がかかることで損傷につながりやすい。

•体重の偏り:

倒立中に体重が均等にかからず、片方の手首に過度な負荷が集中すると損傷のリスクが高まります。

•不十分なウォームアップ:

準備運動が不足していると、手首の筋や靭帯が硬い状態で負荷がかかり、ケガにつながることがあります。

•反復動作による負担の蓄積:

倒立の練習を繰り返すことで、手首へのストレスが蓄積され、炎症や損傷を引き起こすことがあります。

3.TFCC損傷とはどんなケガ?


TFCC損傷は、手首の小指側に痛みや腫れを感じるのが特徴です。また、以下の症状が見られることがあります:

•手首をひねると痛む。
•重い物を持つ際に手首が不安定になる。
•手首の可動域が制限される。

4.必ず守ってほしい注意事項


倒立を練習する際は、必ず手を地面につけた状態で倒立を始め、無理な負荷をかけないようにしてください。 手首に違和感を感じた場合はすぐに練習を中止し、手首を休めることを徹底してください。

5.どうすれば予防できるのか?

•ウォームアップを徹底する

手首や前腕のストレッチや軽い体重負荷のエクササイズを行い、手首を十分に準備しましょう。

•練習中に無理をしない

壁を使った倒立から始め、少しずつ慣れることが重要です。

•サポート器具の活用

リストラップやクッション性のあるヨガマットなどを敷くことで手首への負担を軽減できます。

手首は倒立練習において重要な役割を果たしますが、ケガをすると長期間の休養が必要になることもあります。安全第一で、慎重に練習を進めてください!

5.最後に…


この記事を通じて、少しでも倒立やカリステニクスの魅力が伝われば嬉しいです。私はまだまだ倒立初心者で、フォームも完璧ではありませんが、これからもっと上達し、いつか皆さんにHOW TOを共有できる日を目指して努力しています。

ぜひ、あなたも倒立に挑戦してみてください!失敗を恐れず、一歩ずつ進むことで、きっと楽しさと達成感を味わえるはずです。まずは一緒に練習を楽しんでいきましょう!

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