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生活期で働く義肢装具士の悩み
こんにちは、義肢装具士のみうらです。
私が生活期で装具対応を始めた時、通所リハや訪問リハと連携を取りたいけどうまくいかない!ということがよくありました。
私としては、装具の修理を自宅でするよりは、リハビリ担当者と連携をとって進めたほうが、良いのではないかと考えていたのですが…
これ、決して施設側が悪いわけではありません。
問題は私を含む多くの義肢装具士が「介護領域のことを何も知らない」ということが問題なのです。
デイサービス=通所介護 デイケア=通所リハビリ
という認識がなく、通所施設ならリハビリをしているはず!と思っていました。だってデイサービスでも「○○リハスタジオ」とか「リハステーション○○」とかリハビリしてそうな名前がついてるじゃないですか(´;ω;`)
ついでに言うと
「介護施設に入所しているから装具を医療保険では作れないのでは?」
という質問も、当時はチンプンカンプン(笑)
「いや、作れるはずですよ。だってみんな作ってるから…」
としか答えられなかった(^^;
そもそも、介護保険と医療保険の併用が出来ないことも知らないので何を言っているのかわからない状態でした。
そこからいろいろ調べたり聞いたりして書いた記事がこちらです↓↓
今思うと、もう少し学生時代にこういった制度のことを教えてもらっていれば困ることはなかったのになぁ、と思います。
最近は、ご自宅で装具の調整をする際も、訪問リハや通所リハの担当者さんと、電話や対面で連携をとって進めることが出来るようになりました。
義肢装具士も理学療法士も、お互いの領域における制度やルールを教えあうことって大事ですね~(^^)