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グミnote
2024年2月25日 16:24
久しぶりの朝帰りだった。頭痛が少しずつ広がっていく感覚、頭が重い。だが体と目はなんだか冴えている気がした。日差しが目に染みるほど眩しい。青い空が、私の頭の中の曇りを嘲笑うかのように広がっている。皮肉なものだ。新宿歌舞伎町から身をこちら側へ戻した。午前五時の下り電車。かたんことんと揺れる列車の中は、俯いている人ばかり。生きているのか死んでいるのか。そのどちらでもないのか。18歳になり足を