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子猫のごはん事情と服薬の工夫
こんにちは。
うちには大食漢の子供しかいないので、我が家的には必要最低限でも、ハタから見ると買い占めに見えやしないか、ちょっと心配しがちな今日この頃です。
子猫のきーちゃんも例に漏れず…これまで一度たりともごはんを残したことがありません。ドライだろうがウェットだろうが薬が混ざっていようがおかまいなしで、毎回お皿がピカピカになるまで舐めつくしています。
今日は、そんな食欲旺盛なきーちゃんのごはんと服薬について、記録をかねて書いてみようと思います。
現在の状況
きーちゃんは現在、猫カビの治療中で、毎日朝晩、錠剤を内服しています。
2月末に我が家にやってきたきーちゃん、早いものでもうすぐ生後5ヶ月になります。体重は、先週の計量で1.7kgでした。小さい細いと思っていた彼も、いつの間にか標準体重に追いついてきています。
食事は、ドライフードをメインにするつもりでしたが、服薬の影響でドライとウェットの混合になっています。ゆくゆくはドライフードのみにするつもりです。
ごはんのあげ方
きーちゃんは現在3回食で、我が家は普段は昼間は家を空けているので(今は外出自粛中ですが…)、概ね、7時、18時、23時頃に食べてもらっています。
はじめの2週間ほどは、ドライフードを律儀にお湯でふやかしていましたが、子供の寝かしつけでわたしが寝落ちした日に夫がふやかさないまま与えてしまったことがあり、何事もなく食べ終えてうんちも問題なかったので、それからはふやかすのを止めました。
お皿はこれを使っています。
きーちゃんは骨に異常が出やすい猫種なので、今のうちからなるべく脚に負担をかけないようにしようと思っています。
実際に本猫はどう思っているかわかりませんが、見た感じでは、とても自然な姿勢で食べているように思います。
以前に食べていたもの
きーちゃんは我が家に来る前は主に以下のフードを食べていたそうで、どちらもお迎え時におすそ分けを頂きました。
セレクトバランスはドライフードで、ロイヤルカナンはウェットのムースタイプです。
セレクトバランスは1ヶ月分を頂いたのですが、業務用の大袋から小分けされたもので、帰宅後すぐに乾燥剤入りのジップ袋に移し替えはしましたが、元の大袋自体が開封されてどれくらい経っているのかわからず…
最初の1週間ほどはセレクトバランスを食べさせていましたが、上記の理由で品質が気になったのと、同じフードばかり与え続けてしまうと将来的にフードの選り好みが激しくなりそうな心配もあり、ネット通販で子猫用のドライフードをいくつか追加で購入しました。
いま食べているドライフード
わたしは先代猫るーこにはほぼドライフードのみを与えていました。
猫のごはんについては色々な考え方があると思いますが、個人的には、歯の健康維持や入手のしやすさなどを踏まえると、ドライフードを単体で与える方がウェットフードとの混合食よりもメリットが多いと思っています。
きーちゃんには、まず以下の4種類を購入しローテーションで与えてみることにしました。子猫は免疫が不完全なので、少しでも免疫が上がるように、原材料が信頼できて高タンパクなものを中心に選んだつもりです。
それぞれの特徴や個人的な感想を書いてみます。
オリジン:平たい丸型。原材料の信頼度が高く、人間基準の高品質な食肉がふんだんに使われている。実際、どれよりも美味しそうな匂いがする。猫の食いつきもダントツ。だが、お財布には全く優しくない。
シシア:俵形の小粒。入手しやすい。匂いは普通。オリジンやアニモンダは取扱店が限られている印象があるが、シシアは大体どこにでもある(気がする)。所謂”キャットフード専門店”で買うと定価なのに、楽天などで探すとかなりお安くなっていることも。
アニモンダ:円柱を輪切りにしたような形で小粒。ちょっと生臭い匂いがする。同じものをずっとではなく色々なものを食べさせるのがブランドのコンセプトゆえに、他社より少ない量で小分け販売されているので、使い切りしやすい。真夏におすすめ。
アーテミス:平たい丸型。子猫専用ではないので、他社の子猫用に比べると粒が大きい。先代猫るーこが一番長く食べていたドライフードで、いい匂いがする。シシアの次くらいに入手しやすいと思う。お財布にも割と優しい。
きーちゃんに関しては、現在、上記4種で食いつきの違いは全くありません。ちなみに、先代猫るーこの好みは、アーテミス→オリジン→アニモンダ→シシアの順でした。
ドライフードの保存と計量
我が家では、ドライフードの開封後は、100均で買った蓋つきのキャニスターにシリカゲルの乾燥剤と一緒に入れて、冷蔵庫で保管しています。
計量用にはAmazonでセールになっていたキッチンスケールを買いました。
が、毎度キッチンスケールを出すのも面倒なので、セリアのアクリルメジャースプーンを買い足しました。
オリジンのドライフードの場合、すりきり一杯で大体10gなので、とても手軽に適量が取り出せます。我が家ではキャニスター内に一緒に入れて使っています。
薬を混ぜやすいウェットフード
次はウェットフードについてです。
わたしは先代猫のるーこにウェットフードを与えたことがほとんどありませんでした。
晩年は、急激に衰弱してしまったるーこに少しでも何か食べてもらいたく、ウェットフードやちゅーるなど、食べやすそうなものを片っ端から買い集めたことはありましたが、それらをほとんど口にすることもなく、るーこはあっという間に亡くなってしまいました。
さて、ウェットフードと一口に言っても、実はいろいろな種類があります。
総合栄養食、一般栄養食、療法食、という栄養面での区分けもありますが、ここでは、薬の混ぜやすさということで、形状面について書きます。
【スープ】パウチか缶詰。ツナの水煮缶のイメージ。水分が多いので水をあまり飲まない猫には良さそう。薬を混ぜるとスープに溶けてしまうので、全てを綺麗に舐めとる猫なら良いが、そうじゃない場合は薬が残ってしまうと思う。
【ゼリー】パウチか缶詰。スープとムースの中間くらいの水分量。オイル入りのツナ缶のオイル部分がゼリー状に固まっているイメージ。薬が粘着性のあるゼリーに包まれるので混ぜやすい。そして食べこぼしも少ない(気がする)。缶詰はゴミの処分がネック。
【ムース】パウチもあるがアルミトレイ入りのものが多い。ゼリーよりは水分少なめ。洋菓子のムースのイメージそのまんま。薬はまあまあ混ぜやすいが、水を足した方が良い。アルミトレイ入りのものは概ね量が多い。
【パテ】パウチかアルミトレイ入り。ムースより水分少なめでボソボソしている。レバーペーストのイメージ。薬はそのままだと混ぜにくいので、スプーン1杯程度の水を足すと良い。アルミトレイ入りのものは概ね量が多い。
【フレーク】だいたいパウチ入りで缶詰もある。汁切り不要のパウチ入りツナのイメージ。薬と混ぜるのは難しい。おやつ等のトッピング用がメインのような気がする。
上記はあくまで個人的な感想ですが、結論としてはゼリータイプが使いやすいと思います。ただ、ゼリータイプは缶詰も多いので、ゴミの捨てやすさを第一にするならムースタイプも良いかもしれません。
いま食べているウェットフード
最初は無難に、購入元で食べていたというロイヤルカナンのムースを与えましたが、匂いが苦手で数回で止めてしまいました。
きーちゃんのウェットフードは現在はこれがメインです。
シシアのゼリータイプの缶詰、総合栄養食です。匂いは食塩無添加のツナ缶のような感じで、内容量も手頃です。
先日、楽天で大変にお安くなっていたので、まとめ買いしました。
シシアにはパウチタイプの子猫用もあるのですが、お値段がなかなか…なのと、パテ状で薬が混ぜにくいので、こちらは一度お試ししたのみです。
他に併用しているのは以下です。
カルカンは入手のしやすさがダントツで、ゼリータイプのパウチなので薬も混ぜやすく、お財布にもめちゃくちゃ優しいです。シシアなどを切らしている時はこれです。
キッチンデリは商品説明ではムースとなっていますが、パテに近いと思います。そのままでは薬が混ざりにくいです。
猫カビ治療薬について
現在服用しているのは、画像のアモキクリア100錠とイトラベット25錠です。
アモキクリアは1/2錠を1日2回(朝晩)、イトラベットは1/4錠を1日1回(朝)です。
薬をごはんに混ぜて食べさせる工夫
先代猫のるーこに薬を飲ませた唯一の記憶は液体で、口をこじ開けてシリンジで流し込んでいました。なので、薬をごはんに混ぜて食べさせるのは初体験でした。
きーちゃんが飲んでいる薬はどちらも柔らかい錠剤なので、小さく切ったラップに挟んでスプーンの背で押すと容易に細かくなります。
この状態まで砕いたものをウェットフードに混ぜ、さらにそれをドライフードに混ぜてから与えています。
現時点ではこれでうまくいっています。
ここに辿り着くまでには、以下のような失敗がありました。
・錠剤を細かく砕くという発想が無かった→手で小さく割っただけの状態でウェットフードに混ぜたら、食べる勢いが凄すぎて皿から溢れていた(見つけてすぐに口元に持っていったら食べてくれた)
・ちゅーるに混ぜると良いという情報をもらって試してみた→ドライフードの量に対してちゅーるの量が少ない為、食べこぼしたドライフードの粒に薬入りのちゅーるが付着していることが多かった(すぐに拾って口元に持っていけば食べてくれた)
ちなみに、錠剤の内服方法には、口を開けさせて放り込むというのもあるそうです。素人は失敗が多いのでおすすめしないと獣医さんには言われました。
(一度やってみたいのですが薬を無駄にする訳にもいかず、現時点ではチャレンジしていません)
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