【きみの横顔を見ていた】
わたしはいつも漫画アプリで漫画を読んでいます。
ヒロアカが好きなのでジャンプ系も読みますが、
そっちはアニメ導入なことが
多いので漫画は少女漫画ばかりです。
アラサーでも十分ときめける最高のコンテンツだと
思います。
わたしのハートにロックオンな漫画を
見つけてしまった
【きみの横顔を見ていた】
インスタのストーリーを流し見していたら
漫画の広告が流れてきて、気になって思わず
パルシィを開きました。(少女漫画のアプリ)
なんかもう2ページくらい読んで
ドはまりしちゃって。
最近始めた短期バイト帰りだったのですが、
アプリじゃ飽き足らず、これは単行本として
手に入れたい!と思い本屋で早速2巻だけ買いました。
(残りの3,4巻は水曜の京王ポイントが3倍の時に買います)
高校1年生4人が織りなす
それぞれの片思いの青春群像劇です。
第1話の主人公の女の子、
森光(もりひかり)ちゃんは一重瞼で、
人見知りでうまく話せない美人な麻里ちゃんと仲良し。
光ちゃんの前の席の男の子、大谷くんは麻里ちゃんの
ことが好きで、応援していたのに、気づけば光ちゃんは
大谷くんのやさしさや気づいてくれる力に惹かれていました。
わたしが感慨に浸ったところは、
光ちゃんが大谷くんから、カロリーメイトをもらうのですが、
帰宅後お兄ちゃんにサクッと食べられてしまうところ。
何で食べたの!と、
けんかして大泣きし、次の日目を腫らして
登校してくる描写があるのですが、
普段顔を赤らめて大谷くんを想うシーンが
描かれることが少ない中で、読者が想像するよりも光ちゃんが
大谷くんのことが好きになっているんだなぁと
わかる表現がされていて、その表現方法が
深くて好きです。
たぶん本人も思いの強さに気づいてない。
そこも第三者からの視点だけがわかるっていうのが
エモいです。
今までそこまで気にしていなかった自分の
一重瞼にも、ちょっとアイプチしてみようかな、と
チャレンジしてみるもののやっぱ向いてない、と
やめてみたり。
わかるよ。
よく読むと光ちゃん、吹奏楽部の練習を
とても頑張っています。
先輩のパートだった部分を代わりに吹くように
先生から任されるけど裏で少し言われちゃって、
先生にパートを降りる相談をしにいくけど、
本当はどうしたいの?と先生に言われて考える場面も、
私も自分の気持ちよくわからないなと
思っていたので考えさせられました。
一言でいえば、光ちゃんの恋は、
清い
です。
第2章は大谷くんが主人公として
描かれます。
ここで感嘆したのは、
松平先生(無表情シュール系くそイケメンの国語教師当ブログ筆者最推し)
に恋する麻里ちゃんに気づいた大谷くんの
麻里ちゃんを見つめる瞳の描写。
切ない という感情を
この瞳と眉一つで表現できてしまう漫画家さんの
技術の高さに圧巻しました。
この漫画は共感できる部分と理想的な部分がうまく
混ざりあっていて、とても私の好みでした。
普通に絵がかわいくて好きです。
文字文字していなくて読みやすいし、
次々読みたくなります。
実際にはこんな美男美女がいて、
仲が良い状況なんかまれで、
たいていの高校一年生なんか
ほぼ中学生なので男女でコミュニケーションなんか
上手く取れないし(うまい子もいるけど)、
良い雰囲気の男女がいたらほぼほぼ冷やかされて
終わります。おこがましいですが経験あり。
自分の気持ちがすぐわかる漫画の世界は
うらやましいなと読むたび思います。
とにかく心温まる素敵な漫画でした。
続編があるのかどうかも分からないんですが
とりあえず3,4巻はまた後日読みます。
松平先生。
現実にいたら私はコミュ障なので
交わらないことは確定ですが好きです。
萌えます。好きです。
松平っ、くそっ、おもろいんだよっ、
好きになっちゃうだろうがっ、
静かシュール系はわたしの性癖に
ぶっささりです。
銀魂の桂が好きだし(トシが最推しだけどまた別枠)、
夢見る太陽の三浦も好きです。
また語りたい漫画を読んだら
レビューしよっと。