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やったよ、おばあちゃん

私に起きたPNSEは、私個人の努力の結果ではなく、先祖から渡された祈りのバトンがたまたま自分のところで弾けたみたいに感じています。

子供の頃、母が変で嫌でした。
とても恥ずかしくて怖かったです。
子供の頃、この苦しみは母のせいだと思っていました。

でも、長じてみると、祖母もなんだか変と気付きました。
ということは、母が変なのは祖母のせい。

じゃあ祖母の親は?
と考え出したら、きりがない。
戦争よりもっともっと以前の、様々ないくさのせいでは?という答えになりました。
これは半分冗談です。

でも、今思うのは、先祖みんなが自分の人生に苦しみを引き入れて、背負いながら、子孫に心からの幸せに至る道を託してくれたんだなあということです。

祖母の魂は苦しみを自ら背負って母に託し、母もよしきたとそれを受け取って私に愛をもって届けてくれて、みんなそうやって、一本の木が楽になるように、幸せになるように動いてくれた気がします。

楽になった「私」は、ただ葉っぱの一枚。そこまで栄養を巡らせてくれた、他の葉と枝のおかげです。私はみんなで、みんなが私です。

苦しみをわざわざ背負って、道を拓かせてくれる愛って…涙出ちゃいます。
みんなが神仏に思えてくる。

おばあちゃん、やったよ。
私たちみんなで成し遂げたよ。
私もちゃんと受け取ったよ。

祖母の好物を沢山お供えしようと思います。

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