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【おのれParcelforce】海外郵送は第二のYMSオンライン申請だった

6/8の午後に日本(EMS)で配送手続きをした荷物が、7/17に満身創痍で私のフラットに届くまでのことをつらつらとまとめてみた。これからイギリスに物を送る予定の人もそうでない人も何となく読んでもらえたら嬉しいです(´◉◞౪◟◉)

渡英前にやった方が良い事

パッキングの時点で『これ絶対重量オーバーだわ』と悟った私は、ニュージーランド時代と同様、長期滞在先が確定次第衣類などをEMSで家族に送ってもらうことにした。この時やっておけばよかったなと後悔したことが荷物のリスト作成。荷物の内容を商品名から購入時の価格、個数等全て事細かに申告をしなければならないのだ。私にかわり対応してくれた家族には感謝しかない。うろ覚えだがニュージーランド時はこんな細かく申告した記憶がなかったので焦ったし申し訳ない気持ちでいっぱいにもなった。コンタクトレンズとか化粧落としシートとか化粧品なんかも入っていたからね。

イギリスでも申請地獄は続く

ほどなくしてこんなメールが届いた。

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ようやくイギリスに荷物が届いたもつかの間、今度は受け取る為にUKGOVへ申告をしなければないのだ。これが非常にめんどっちかった。メールアドレスの登録から始まり、イギリスの滞在開始日ないし滞在目的、職業、ビザの有無と種類、身分証明、荷物の中身の説明などなどYMSビザ保持者がかつて通ったあの長い長いオンライン申請の道を再度歩いているような気分になった。とはいえオンライン申請のそれとは違い、こっちは何の参考サイトも見ず一人で全てやってみせた。もともと簡単な英語で書いてくれているとはいえちっぽけな成長を感じることはできたので結果オーライ。ちなみに誰も教えてくれなかったけどこの画像のメールの件名に何気なく書かれた英数字を申請やトラッキングに使った記憶がある。そういう大事な事は何故先に言わないのか。結局自力で推理し事なきを得たが。そうして申請を何とか終えて自動送信されたメールがこちら。

写真 26-07-21 午後11 08 34

地味に待たすのが気になったものの、まあ中には非合法な片栗粉やピエール等を仕入れてくる輩もいるだろうしここはおとなしく待とうと呑気に構えていた。

申請は通ったけれど

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Parcel forceから君の荷物は28日間保管するけど、それ以降は送り主に返すからねという地味に怖いことを聞かされやきもきしていたが、どうにか申請は通りメールでこのようなPDFファイルが送られてきた。このURNなるナンバーを郵送会社(今回の場合はParcel force)に申告し、その後郵送会社から送られてきたDMをもとに郵送手続きをし、ようやく郵送してもらうという気の遠くなるような過程となっている。

最終的な郵送手続きはParcel forceの公式サイトで行ったが、その際に申請してすぐ届けてもらうサービス(もちろん別料金が発生)があり、郵送費とまとめて支払った。そう、日本からイギリスへ荷物を送る際はまず日本で郵送費を支払い、そしてイギリスで受け取る時にもまた郵送費を支払うのだ。ニュージーランドとは随分システムが違うんだなあ(´◉◞౪◟◉)

そしてわざわざ別料金を支払ったが果たして次の日に本当に送ってくれたのか非常に怪しい。というのも、私は指定したその日は在宅勤務の為一日中家にいたのにも関わらず、誰も訪ねてこなかったのだ。玄関近くのリビングの窓際にずっといたが、呼び鈴は鳴らされずノックも無かった。その日の夜にクレームのメールを書いたところ、翌日『もう届けましたけど?』の返事が。そのメールが届いた後に玄関に行ってみるとこの状態で荷物が放置されていた。

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ニュージーランドで荷物を受け取った時も若干段ボールが破れていたけど、ここまで酷くはなかったので思わず笑ってしまった。日本の素晴らしさを実感させてくれようとしたんだね、Parcel force。

メールでは『コロナの影響で玄関に放置するよ!』と書かれていたし、呼び鈴もノックも配達後の通知も一切何もしてくれなかったので、本当に指定日に届けてくれたのか真相は分からずじまいだ。しかし、そんなことはこの際どうでもいい。彼らのお陰で日本の宅配サービスが如何に優秀か本当によくわかったから。



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