RenderMan for Houdiniの設定を最適化してみる。Vol.1
はじめに
RenderManをインストールしたのは良いが、当然ながら今まで使用してきたレンダラーほど詳しいわけではなく、当然、ネットの世界の中から情報を探すことになる。今回は、このチュートリアルを見つけたのでRenderMan for Houdiniの設定について最適化してみることにする。
せっかく見つけたこの情報だが、このチュートリアルはRenderMan22 for Mayaを対象としているので、チュートリアルを見ながらHoudini用のヘルプページを見て確認しながら作業していくことになる。
RenderMan render node
まずは、前回の作業でOutputsに配置されたris1=RenderMan render nodeのパラメーターでレンダリングの最適化に必要な項目を見てみる。YouTubeの動画を見てみると、Pixel Variance、Maximum Samplesについて言及してあるので、まずはMaximum Samplesから検索、翻訳(DeepLって便利)してみる。。
Maximum Samples
Maximum Samples:1 つのピクセルのサンプルを停止する前に採取するサンプル数の最大値です。被写界深度、モーションブラー、その他のノイズの多いエフェクトをレンダリングする場合は、より高い値が必要になる場合があります。
わかったようなわからないような説明だ。
なので前回作成したhipファイルをもとにまずはMaximum Samplesの値を変更しながらテストしてみる。
Render Time: 00:00:21
Pixel Variance 0.015
Maximum Samples 64
Render Time: 00:00:41
Pixel Variance 0.015
Maximum Samples 128
Render Time: 00:00:52
Pixel Variance 0.015
Maximum Samples 256
上記のようにMaximum Samplesの値を上げていくごとにレンダリング結果からノイズは消えていくがレンダリング時間も、より必要になっていく。
つづく。
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