見出し画像

同時多発する“大地震”に警戒を

2014年1月1日に発生した能登半島でのマグニチュード7.5地震(最大震度7)で、多数の方が犠牲となられたことにお悔み申し上げますとともに、今なお被災地で救援を待たれる方々に、一日も早く支援の手が届きますよう、切に祈ります。

筆者は昨年11月24日にX(twitter)に以下の投稿をした。

これはおとめ座を進行する小惑星ジュノーに対し、太陽がスクエアの位相を取るいて座を進行することにより、地震が活発化する可能性を鑑みてのことであった。

12月に入って14日、太陽でX2.8大規模フレアが発生。アノマリーとしてはXクラスフレアが発生して2週間から1ヶ月半までに、マグニチュード7以上の地震が発生する可能性が高くなる。この段階で大型地震の発生確率が高まったと見た。

そんな中、19日、中国内陸部で被害地震が発生した。

[北京 19日 ロイター] - 中国内陸部の甘粛省と青海省の境界付近で18日深夜、マグニチュード(M)6.2の地震が発生し、少なくとも126人が死亡、数百人が負傷した。国営メディアが伝えた。

https://jp.reuters.com/world/china/L7SHVUGCMBIW7L3I3ACDVJ6LPY-2023-12-18/

警戒中心日として12/13〜17日を挙げていたが、これはジュノー-太陽スクエアの位相が成立する期間としていたものだ。

上記アスペクトでM6級の被害地震が発生したことについては、痛ましいものであったが、日本地域でなかったところで、それ以上追求した調査をしなかった。今考えると抜かっていたと思う。
23日には逆行の水星がやぎ座0度ですれ違いざまに太陽と合。水星はいて座に入った。この時点で次の地震の警戒をすべきであった。

年明け1月1日、水星は逆行を止め13時過ぎに留となった。このとき水星はほぼ正確にジュノーとスクエアを成立させていた。占星術に長く携わって来た者として、「水星が止まる」ときに発生する事象がいかに深刻なものとなるか、知らなかったとは言えない。

[東京 1日 ロイター] - 気象庁によると、1日午後4時ごろから北陸地方で強い揺れが相次ぎ、石川県能登地方で最大震度7の地震を観測した。2011年3月の東日本大震災以来となる大津波警報が能登地方に発表され、NHKによるとこれまでに輪島市で1.2メートル超の津波を確認した。域内の原子力発電所で異常は確認されていない。

https://jp.reuters.com/world/japan/O7TFGX4NK5N6BJIVXVYOQKLRDM-2024-01-01/

太陽のXクラス大規模フレアと地震発生のタイミングと規模も、アノマリーの範疇であった。

“時は緊急を要する”と悟らされたのは、日本時間1月1日午前7時頃に太陽のX5.0クラスという大規模フレアが発生したことを知ったときからだ。これ程の大規模フレアの発生は2017年以来6年ぶりだという。

一連の流れから、さらに続いて大地震が来るという前提で予想を立てなければならなくなった。筆者は昨年末より2024年の地震傾向の見通しを立てるため、20年間の地震発生のタイミングをチェックしていたところであった。

占星学による地震発生予測を立てるにあたって第一にすべきことは、発生の原因となった日蝕図を探すことである。(筆者はこれを地震原図という)
これについては、2022年5月1日の日蝕図が相当することが分かった。この図は昨年9月のモロッコ大地震などでも原図となったものだ。

より詳しく調べると、5月1日日蝕図と、5月30日新月図の複合パターンであることが分かった。

「三次元カルディアンシステム」とは、日蝕の天体と蝕影を繋いだ垂線を軸に、直角方向に地球を輪切りにして、地球上での地震発生位置を走査する手法で、筆者が開発、命名したものである。(手法の詳細は未公開)

さらに調べると、位置情報の詳細とタイミングが、2022年5月16日の満月図に示されることがわかった。

上のポストのホロスコープは、トランシット(経過)図であるが、前述の満月図のプログレス月が、いて座の金星、セレスと合となっており、発震の可能性は依然として続いていることが示されている。

日本列島のどこで地震が発生するか、ピンポイントで示すことは今のところ不可能であるが、能登半島に限らず、普段あまり揺れない地域も警戒することが必要だと申し述べておきたい。

天体位相で最も地震の可能性が高まる時間帯は、1月20日の太陽-冥王星合成立前後だが、この前後1週間は特に警戒していただきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?