皆さんは、出口王仁三郎が口述筆記した「霊界物語」を読んだことがあるでしょうか。
「霊界物語」は全81巻83冊の大長編ですので、始めから読む気を失せてしまった人もいるのではないでしょうか。
霊界物語は、「神との対話」「聖なる予言」「ザ・シークレット」などの現代のスピリチュアル本とは異なり、閻魔大王や狐憑きの話など、古事記や日本昔話のような感じで書かれてあります。
さらに、登場人物たちの会話も、特に意味があるとも思えないやりとりばかりが延々と繰り返されます。
いったいこれに何の意味があるのかと馬鹿らしくなり、それ以上読み進めるのをやめてしまう人がほとんどのようです。
私は毎日1回は、霊界物語を読んでいます。
ここだけの話ですが、霊界物語を読むと松果体が活性化し、額から霊光を発するようになるのです。
それだけでなく、読み進めているうちに、不思議な夢を見たり、身の回りに奇妙な偶然、シンクロニシティが立て続けに起ったり、神秘的な体験をして、ある種の手ごたえが感じられるようになります。
次のような逸話があります。
まず大過去(神代時代)、大現在(今の我々の時代)、大未来(ミロクの世)があり、それぞれの中に過去・現在・未来があるとされます。
そして大過去の過去(「天祥地瑞」(73巻~81巻)の世界)は大現在の過去、そして大未来の過去へ投影され、同じように大過去の現在は、大現在の現在、大未来の現在へ、そして大過去の未来は、大現在の未来、大未来の未来へと投影されます。
「霊界物語」(1巻~72巻)は大過去の現在と未来が述べられたものであって、それが大現在の現在・未来、大未来の現在・未来へと投影されることになっています。
霊界物語は通常の我々が使用している言語とは異なり、霊界の言語は、たとえ短いセンテンスであっても膨大な量の情報を含んでいます。
ふだん私たちが使用している頭脳による知性では、高次の知性の言語を理解できません。
禅の公案においても、通常の知性が混乱に陥り限界に達したときに、そこで初めて閃くものがあります。
この「霊界物語」は、そもそも頭で理解すべき本ではありません。
霊界物語を読む者は、必ず神界からの何らかの働きかけ、導きを受けるであろうことを確信しております。
さらに「霊界物語を音読する者は神業に参加しているのだ」と言われたように、音読によって発せられる言霊によって『霊界物語』の霊界を現界に作用させ、ミロクの世の到来を早めることができると思っています。
霊界物語は大本教の信者のために書かれた聖典ではなく、日月神示と同じように、すべての人々にたいして書かれた本であります。
ネットで無料で読める「霊界物語」は下記になります。
皆様に沢山の幸せが訪れますように。