真夏の過日
どーも、昔履歴書を送るのをやめたタイプの辞めジャニです。
というわけで、1週間の休みを取っていたおれ。
どこかに行くわけでもなく、何をするでもなく、ただひたすら家族がかかった風邪の看病をしていたという令和のナイチンゲール。
買い出しから病院への送迎、3食の調理、マイクラの城作り(サバイバルモード)と、朝から晩まで大忙しで、もはやナイチンゲールもビックリのアルチンゲールと化していた。
そして自身の体調管理もしっかりせねばということで、普段食わないヨーグルトで免疫UP効果を狙い、普段食ってる二郎系でニンニクを入れて内側から殺菌効果を狙った。
もはや死角無しと思われたその刹那、皆さんのご想像、ご要望通り風邪をうつされた。
夏風邪は温度管理がその他の季節よりも難しく、長引くことが多いように思う。
冬なんて布団かぶって寒いよ寒いよーと縮こまっていればいい。
暖まりたいおれと暖めたい布団がマッチングして付け入るスキがない。
夏の場合、まず自分がアツいんだか周りが暑いんだかよくわからない。
熱しきった部屋で布団かけて寝るなんて自殺行為で、そんなことした日にゃあ翌日のネットニュースのすみっこ掲載という憂き目に遭う。
ネット界のすみっコぐらしになってしまう。
エアコンをつけると自分の身体も冷えてしまって余計風邪が治らない。
そこに布団をかけたところで夏特有のジワっとした暑さがまとわりつき寝られない。
最終的に「エアコンつけて布団かけない」という結論に至り、夏風邪を治せぬまま過ごしていくことになる。
ちょっと治ってきたなと調子に乗ったが最後、汗ばんだ身体をエアコンが急速冷却することで風邪がぶり返す。
くしゃみの轟音で両耳から血が噴き出すこと受け合い。
同時に両鼻の穴から鼻水も噴き出すことでしょう。
そんな阿鼻叫喚の地獄サイクルにやられ続け、一般ピーポーは身体だけでなく心も蝕まれてしまう。
平均的日本人おれにとってももちろんそう。
ボゥっとした頭でなんとか紡ぎ上げた「風の又三郎の風邪の股しゃぶろう」が今回の唯一の功績。
これは何人たりとも踏み入れられないアウトサイダー文学の金字塔として、後世に残ることでしょう。
まずは宮沢賢治に謝りに行ってきます。
探さないでください。
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