笑われるカドには何来たる?

どーも、ただのお笑い好きです。

というわけで、お笑いが嫌いな人はいないと思うおれ。
お笑いに影響を受けすぎて関東育ちのクセに関西弁使っていて彼女にフラれたとか、お笑いを志して道半ば(M-1 1回戦)で諦めてしまったとか、お笑いに親を⚪︎されたとか、特殊要因が無い限りは皆が大好きな「お笑い」であるように思う。

子供の頃は、今よりも"お笑い"が尖ったバラエティ番組がたくさん流れていたし、何より学校での「昨日アレ見た!?」が話題の中心であり、とーちゃんの(うたた寝付き)野球中継観戦で邪魔されない限り、毎日いろんな番組を見ていた。
※そのためおれは野球が好きではない。

お笑い芸人がテレビを席巻し、バラエティ番組では必ずと言っていいほど出演していて、盛り上げているのはシンプルにすごい。
「タレント」を訳すと「才能」だとか「能力」ということは英検3級のおれでも知っているが、お笑い芸人のタレントは他の俳優やモデル、歌手などを凌駕している。

笑いはこれまで日本独自に発展していき、文化の進化によってそのスイッチも変わっているように思っていた。
しかし、根本的な笑いを取るメソッドは海外にいても同じだったと体験したことがある。

お笑い好きな人には当たり前の技術である"天丼"(ダウンタウンの松本さんがやったコントがスタートと理解している)を現地の人にやったところ、非常にウケた。
また、ボケに関しても膨らましのボケ(例えば「風邪引いてない?」に対して、「風邪じゃなくインフルエンザだから大丈夫!」的な)をやってる方がいて、それも非常にウケていた。
さすがに「なんでやねん」なツッコミはないにしろ、「そっちの方が大変だよねー」というリアクションでウフウフと笑っていた。

お互いに酔っ払っていたからかもしれないが、日本で独自に進化していったメソッドも充分に通用するのである。
これを使わない手はない。
先日、とにかく明るい安村さんがイギリスで大爆笑をかっさらってきたが、アレはプロの芸当であり、ああいう風にしろと言うことではない。

現地の方との接点ができた時、怖がらずに笑いを取りに行っても意外とイケるよということだ。
笑わなかったとしても、それは言葉が通じなかったんだなと割り切って「ウンコうんこ」言ってやればいい。
「UNKO means very cute」とでも言っておけばいい。

また、「そんな自分から笑いなんて日本でも行けないでゲス…」という諸君もいるだろう。
それも無理に行かなくていい。
スキを見てそいつが言ったことをマネしてれば勝手にウケる。浅い。

ただ、海外だからこそいつもは行けないけど行っちゃうというのもある。
どーせ知ってる人には会わないしバレることもない。
海外だからこそ行っちゃうというのもいい旅行の思い出になると思う。

失敗してもテキトーな日本語を教えておくなどのエンタメも忘れなければよい。
「UNKO means very cute」とでも言っておけばいい。
いつかそいつが日本人に会った時に、教えたテキトー日本語でドヤってるだけで、その日本人は「誰が教えたんだよ」と笑う。
その笑いを作ったのは他でもない自分なのである。

そして、おれがどこか海外に行った際、ドヤ顔で訳わからん日本語で話しかけてくる現地の方がいるのを楽しみにしている。
ぜひともよろしく頼む。

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