
ポートランドの食とDIY精神を探る旅 1日目
青木です。
一昨日日本を出発し、ポートランド経由でカナダのバンクーバーへ。一泊してさらにシアトル経由でバスを乗り継ぎポートランドに到着しました。
単独での海外旅行は初めてだったので、2日間の情報量ですでに若干胸焼け気味です。
ポートランドでの調査活動が始まる今日は、今年から正式に札幌市立大学との連携協定を結ぶことになるPacific Northeast College of Art(以下PNCA)にお邪魔しました。
はじめに今回のプロジェクトで札幌市立大学(以下SCU)の学生4人がそれぞれ調査しようとしていることについて説明した後、PNCAの校内、アトリエや工房、図書館などを案内してもらいました。学校は古い郵便局を改装して利用しているそうで、歴史の感じられる立派な外観でしたが、3階以下は最近改装したらしく近代的な雰囲気も感じられました。
また、校内の柱や壁に描かれていたり、(勝手に?)貼られていたりするイラストや写真も個性的で、創造性のにじみ出ているような様子が感じられました。特に自分が好きだったのは、消火器などを設置するためのいわゆるEmergency Break Glassの中に紙幣の束が入っているもので、学校の玄関付近にあったのですが、残念ながら写真を撮り損ねてしまいました。
校内の散策が終わった後はSCUの4人で市内を回りました。
スーパーマーケット、本屋、ピザ屋、雑貨屋、アメリカ版の駄菓子屋のような店にも訪れました。
冒頭にもある通り、自分の調査テーマは「ポートランドの食文化に見られるDIY精神」というものですが、現地のスーパーは、日本のスーパーの飲料の棚がすべてビールになっているような状態であったり、一つの通路がすべてチョコレートだけ、ホットソースの棚も2面全体を埋め尽くしているなど、とにかくこだわる部分へのこだわり方が自分の知っているスーパーの比ではないなと思いました。一方で、それだけ一つの種類の商品にスペースを割いていたら、その分置けなくなっている商品もあるはずなので、明日以降の活動ではそのようなところも観察しながら調査を進めていきたいと思います。
今日の一杯:Breakside - Fresh Hop Golden Ale @SIZZLE PIE