怪物キャリバン(テンペスト)
化け物。
魔女シコラクスの息子。父は魔王とされるが詳細は不明です。言葉を話せず海中生物と陸上生物の中間のような4本足の怪物の姿であったとされています。
テンペスト本編にて母の魔女シコラクスは既に他界し、彼女から魔術を教わってはいたが、言葉を話せない為に使用できずにいました。
やがて、プロスペラが追放され島に訪れると、彼に騙されて魔術を奪われてしまうばかりか、住んでいた島まで横取りされてしまい、彼に下働きを強制されてしまいます。一方で、キャリバンはプロスペラから言葉を教わります。なので、キャリバンにとって多少の感謝はあれど、基本的にはプロスペラは憎悪の対象となります。
そんなキャリバンですが、妖精エアリアルの音楽に優しい反応を示す時があります。
魔術が日常的に行われる物語において、意外と見落とすのかもしれないのですが、プロスペラは追放されてきた人間であり、エアリアルは幽閉されていた妖精です。つまり、魔女の血族、即ち魔女の血を引く者は、純粋に怪物キャリバンただ1人だけとなります。
<Related my note>
・プロスペラ(テンペスト)
・エアリアル(テンペスト)
・シコラクス(テンペスト)