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mixi2は誰もいないっていうレベルじゃない。酸素がなかった

↓突然ですが私のmixi2のIDは「shiroem16g」です。名前「パーム」でやってます。誰でもok.お気軽にフォローください

2024年12月に始まり話題になったSNS「mixi2」。2ヶ月経ったけどそういえばどうなった?とふと思い、4日くらい前に始めてみた。
今回の記事はやってみた感想など。ちなみにいいところもあるのでちゃんとそこも書きます。

ミクシー2、
始めて2日目くらいまではちょっと楽しかった。が、その夜ぐらいにあることに気付き、急激にモチベーションを失った。
その気付いたこととは、「誰もいない」というレベルを超えてもはやここには「酸素すらなかった」ということ。
みんな息してない。

俺はもともと、前身アプリ「mixi」の全盛期をリアルタイムで生きた人間であり、当時は身内間でめちゃくちゃ流行っていた。毎日日記を更新したり足跡や反応に一喜一憂したり、俺の青春でもあった。
なので、mixi2もその時の気持ちを思い出して「プライベート用」として始めることにした。
そもそもXと同じ使い方をしてもあんま意味ないかなと思ったので、普段使ってるパームという名前を隠し、個人的なコミュニケーションを楽しもうと思ったのだ。

おお、コミュニティが色々あるな。これぞミクシー。Twitterとミクシーを合わせた感じのシステムか。
よし、当時のようにコミュニティを作ってみよう、タダでいくらでも作れるし早いもの勝ち、作らにゃ損だぜ!
もちろんコミュニティにも参加します!
まずは真っ先にsyrup16gのコミュに入ったりして。ほかにも自分の趣味のコミュニティに数件一気に参加した。
よし、せっかくだから積極的にコミュニケーションとろう!はじめまして!最近困ってることがあるんですけどっつっていきなり質問とかしちゃうかw
ここから素敵な出会いがあるかも!?


…100人ほど参加しているコミュニティで、その俺の質問に対する返答は3日経っても誰からも返ってきませんでした。

あれ、過去ログ見たら結構みんなやりとりしてて盛り上がってるようにみえたんだけどな…
って、よく見たらそもそも最後の書き込みが1週間前とかだった。

もう誰も呼吸をしていなかった。

ふと我に返り、そういえば有名人とかインフルエンサーはmixi2やってんのかな?と思った。
とりあえず目に映ったのは漫画家のやしろあずきさん。
Xではフォロワー55万人の彼が、mixi2ではフォロワー2761人だった。
そして彼は去年の12月に「もうみんな飽きたよね?」という呟きを最後にしていた。

まるで体験版レベルのボリュームで挫折したRPGツクールのような世界だ。
だめだ。俺はここで生きていけない。吸える酸素が無い。
コミュニケーションのとりようがない。
虚しくなるだけだ。

こじんまりとしているだけなら良かったんです。
小規模なら小規模なりの楽しみ方ができて、それこそ身内感のある狭いコミュニティだからこそのコミュニケーションがあるわけです。
しかしそれすら許されないぐらい活気が無い。
こんな速さで強烈に過疎るサービスがあったとは。
もう「プライベート用」にする必要もないことに気付いたので、ユーザー名を「パーム」に戻した。そもそも身内すらやっていないので。

ここまで書いたが、正直アプリとしての使用感は決して悪くないと思った。
俺はできるだけコンテンツをすぐ終わった、と決めつけたくない人間だ。
まだ楽しんでる人もいるし、自分が楽しんでる立場だったら「あれオワコンだよね、やってる奴いないでしょ」と言われるとすごく悲しくなる(言ってる人に悪気はないので咎めるつもりはないが)
だからそういうことはなるべく言わないようにしているのと、惜しいアプリではあるので、できるならこのミクシー2をまだ楽しむ方法はないか?と考えている。…が、心が折れてしまう。という葛藤をここ3日間繰り返している。
俺が作った「ハンターハンターの名言コミュ」が、俺がハンターハンターの名言を1日1回呟くだけのコミュになっていることが、俺の心の葛藤を顕著に可視化している。

そもそもなぜmixi2は急激に過疎ったのか。とりあえずパッと思いつくのは以下の4点。

①完全招待制にしたこと
②インフルエンサーが誰もやってない
③結局みんな文句言いつつもXから離れられない
④ブラウザ版がなく、スマホ専用

①が1番やばい気がする。
なぜ、mixi2を始めるには誰かの招待を受ける必要があるという面倒なフローにしたのか?
そもそも招待制とは言ってもXとかで誰かが貼った招待リンクを開けば、別にその人の許可とか無くミクシー2を始められるので知らん人からの招待でもいけるし、ただ手間かかるだけで意味を成してない気がする。

完全招待制というワードを聞いて、簡単には始められないのかも?と敬遠してしまった人もいるかもしれないし、無駄に敷居を上げてしまったのではないだろうか。
って、書きながら思ったんだけどそういえば初代mixiも当初は招待制だったらしい(まったく記憶にないけど)。当時はそもそもSNS自体が物珍しかったからそれでよかったんだろうな。
今は招待制とか時代に合わないのだろう。

で、②なんだけど俺がそもそもインフルエンサーをあまり知らないので、実は何人かやってる人はいるのかもしれないが、俺でも知ってるストリーマーに関しても自分の知る限りmixi2やってる人ひとりも見たことない。
昨今のインフルエンサーの影響力はすごいので、かなり人気の人が始めたら少しは変わりそうな気はするけどもう遅いかもしれない。

③に関しては、いったん別記事としてまとめたいぐらいだ。あれだけ改悪を繰り返してみんな「もうTwitterやめるわ」と言ってるのに誰もやめる気配が無いのは何故か?
個人的に色々考察していることはあるので。

④は意外と大事な気がする。
俺も含めてSNSはパソコンのほうがやりやすいって人は多いと思う。


ただ、良いところやXに負けてない部分もある。
まず、「非常にシンプル」であること。
基本的にmixi2でやることは「つぶやき」と「コミュニティ」のふたつのみ。
ここに特化させた思い切りは評価すべきだと思う。

そもそもtwitter(現X)も、メインである「つぶやき」だけでよかったのだ。そしてそれに付随するフォローや、タイムラインといった機能など。
初期はそれらのバランスが完璧すぎてtwitterは最高のSNSだった。
しかし今のtwitterはスペースといった機能が追加されたり、他にも新たな仕様がどんどん追加されている。
もちろんそれらは運営側からすればtwitterをより良くするためのものだが、既存ユーザーにとっては「余計な機能が追加されて使いにくくなった」となり、新規ユーザーにとっては「ゴチャゴチャしててわかりにくい」と、とっつきにくくなってしまう。
インスタなんかはもっとわかりにくい。気付いたら2年ぐらいやってるけど未だにリールとかストーリーとかよく意味わからん。

シンプルとはユーザーフレンドリーということだ。
mixi2は前身のmixiの機能をあえて削ぎ落とすということで逆に進化している、まである。

あとは、やっぱりコミュニティ機能がmixi2のウリだと思う。
一応Xでもコミュニティ機能は少し前に追加されたがあまり浸透していない。それにXはプレミアム会員にならないと新しいコミュニティが作れないみたい。
対してmixi2はタダでいくらでもコミュニティが作れる。
mixiの頃もなんか自分でコミュニティ作ったりして、それが意外と参加してくれる人が多かったりしてたのしかったりしたな。
ただ、mixiの時みたいにコミュニティにスレッド機能は欲しいなーとは思った。そのほうがコミュニティ内で話題を分けやすいわけだし。
それすら無いことでよりシンプルになっているので一長一短でもあるかもしれないが。
【※追記】イベントという機能をうまく使って、スレッドみたいな使い方ができるみたいです。

あとはつぶやきにスタンプを押せる機能もかなり良い。

そんなこんなで。。
ここまで長くなるとは。思った以上に俺はmixiに思い入れがあったらしい。
でもやっぱりmixi2を開いたら、また酸素が無くて心が折れてしまうかもしれない。
何か奇跡が起きてmixi2が爆伸びする…という可能性もゼロではないので一応続けたい気持ちと、いやぜってー詰んでんだろこれ以上は時間の無駄だよという気持ちが混在している。

というわけで、この記事を読んでくれた皆様。
mixi2という名の火星に、私と一緒に新たな生命の息吹を与えにいきませんか。
飽きたらいつでも地球に帰っていいので…

この記事の冒頭にmixi2の私のIDを載せてるので、よかったらフォローしてやってください。
ちなみに「招待」の期限は一ヶ月で切れます。

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