『10代の妊娠』を読んで①
皆さま、こんばんは😊
最近はめっきりnoteを書かなくなってしまったので、本を読んで思ったことを綴っていこうかと思っています。
Chapter 1 妊娠したかも、どうしよう…
まずタイトルだけ見て「あぁ…私も思ったことあるわ…」でした。
私は比較的月経は定期的にくるタイプでしたので、月経が少しでも遅れるとそりゃーそりゃ不安でしたね。(ちゃんと避妊はしていたけどねって言っても、学んでいくとコンドームでの避妊ってビミョーと知るわけで…今では複雑な思いです。)
今は若い子でも相談する相手をネットで見るけることができたり、ネットで情報収集をすることができるけど、私の時代にはまだまだでしたのでそれこそどうなってたんだろう?と思いました。本当に今の子たちよりも何も知らないでいたのかと思うとゾッとします。かと言って、調べて出てきた情報を取捨選択出来ず、鵜呑みにしてしまうような今もゾッとします。(身近に相談できる相手がいない場合の話です)
次に、妊娠検査薬のことが書いてありました。ここについては薬剤師としては避けて通りたくないところですね。10代の子が気兼ねなく購入できるものとしては生理予定日の1週間後から使えるものになるのは確かだなぁと。生理予定日付近で検査できるアレは薬局で対面しないといけないとなるとハードルが高いですよね。値段も高いし。そもそも存在すら知らないか…。でもそこで薬剤師が相談相手になれたらどれだけいいのだろうと思ったりもするのだけど。
だからこそ、薬局という場所のイメージを変える必要もあるのかもしれないと思ってみたり…。
妊娠検査薬で陽性が出たら産婦人科受診を…とこの本を読んだ人は行動に移せるかもしれないけど、何も知らないでとりあえず妊娠が不安だから妊娠検査薬を買いにきた人にとっては陽性という結果は更なる不安ですよね。購入する場所はドラッグストアや薬局(インターネットでも買えるけど…)。関わってほしくないと思う子が多いかもしれないけど、相談できる場所だよってアピールできたらホッとするだろうし、ただ売るだけでなく、もしもの時の案内もできる、やはりそんな場所になるべきなのではないでしょうか…。
そして最後にセクシャルリプロダクティブヘルスライツですね。自分の人生なので、妊娠したときに産むのか産まないのか、などなどを自身で決めることができるという権利。悩んだ時にどんな方法があるのかを教えてもらう・知っておく、それらも含まれるとなると、子どもだけでなく大人の意識改革は今からでも必要なのだろうなと思いました。どれだけ子どもに伝えて行っても周りの大人の理解がなければどうすることもできないこともありますから。
とっても大事ですよね。本当にそれだと思いました。この妊娠は自分を幸せにしてくれるのか?焦るばかりでなくそんな自問自答ができるような落ち着いた環境に身を置けるようにしてあげる必要があるのでしょう。
自分がhappyになれる選択って妊娠出産だけじゃないから、これは性に限らず生においても一番に考えたいことだなと思いました。
Chapter2も楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました😃